『ポプテピピック』ほぼ意味がわからないが妙に読んでしまうWeb漫画
昔は、ある記事を見ていてもそこからどんどんと別のリンクをたどっていつの間にか時間が過ぎているということがありました。
最近ではそういうことが全然なく、Yahoo!ニュースとはてなブックマークのエントリーで終わっていました。
なんだか自分の中のネット空間がすっかり閉じている気がしていました。
しかし、久しぶりにこのおかしな漫画で見つけて、楽しい気分になりました。
きっかけはこの記事。
http://b.hatena.ne.jp/entry/togetter.com/li/975845b.hatena.ne.jp
この記事の「もしもし、ポリスメン?」という画像が気になって、画像検索したら見つかった漫画です。
この漫画もなかなか読み解くのは難解なようです。
ほぼ読んでも意味が理解できませんでした。
ポプテピピック元ネタ解説まとめ : いちのちからをごぶんかつ
ただ意味不明のことを書いているわけではなく、いろいろな元ネタがあってそのオマージュにあふれた漫画のようです。
マニア向けなのですね。
海外ドラマ『Sherlock』みたいなものです。
予備知識は無くても登場人物と世界観で魅了されるけれども、元ネタを知っていればより楽しめるというものです。
ポプテピピックも多分同じようなものなのでしょう。
特にポプ子ちゃんがかわいいのです。
その可愛いキャラが意味不明なことやきわどい言動をしているのがおもしろいのでしょうね。
意味不明なコマも実は元ネタがあることを知ったり、これも元ネタがあるのでは・・・と考えながら読むと妙に味わい深くなるから不思議なものです。
上の元ネタ解説の記事にもありますが、単行本として発売された時、出版社も販売している書店も人気が予想できなかったようです。
僕「ポプテピピックって単行本売ってます?」
— スーパー節制マン!!! (@sesamo_oil) 2015年12月11日
店員さん「ポプテ…もしかして変な2人組が中指立ててる表紙のやつですか?」
僕「それです!」
店員さん「すみませんまさかあんな変な本がこんなに売れると思ってなくてほとんど入荷しなかったんで品切れ中です…」
僕「ですよねーw」
出版社はともかく書店は作品を知らなければ「変な表紙の漫画」だとしか思わなかったでしょうね。
全然、別の新作と見せかけて第2シーズンが再開されています。
竹書房「大川ぶくぶがラブコメ新連載開始」 ……と思ったか? 「ポプテピピック」復活だオラァ!! - ねとらぼ
LINEスタンプも人気のようです。
最後の画像から返信がないのでLINEで変なアカウントから連絡が来たらポプテピピックのスタンプを送りつけましょう!!!! pic.twitter.com/2rUcMsEAqG
— なすじい@ (@UNDBnasuG) 2016年5月7日
母さんにポプテピピックのスタンプ使ったら怒られた
— しらの@道民 (@shirn0q) 2016年5月7日
冗談が全く通じないから困る pic.twitter.com/J4MTbsxnBO
この流れも漫画並みに面白いですね。
スネ夫も良いんだけど、Tシャツがポプテピピックじゃね? - GLAYのHISASHIが「スネ夫が自慢する時の曲」を演奏、ファンから驚きの声 https://t.co/3s1LalgO8A
— ミチル (@dora0903) 2016年5月7日
これですね、多分。
すごい才能に出会ってしまった・・・。
追記
ゴールデンカムイが元ネタの「ヒンナ」という言葉があるそうですが、それは美味しいという意味ではなくて、感嘆の意味だそうです。
「うわー」とか「すごい」とかいう意味のようですね。
アイヌ長老の教え 第2回 イヤィラィケレ(ありがとう)|MAG from 88+Lj
転じて「ありがとう」の意味になるとのことです。
作者本人が感心してツイートしたエイサイハラマスコイ踊りの動画
エイサイハラマスコイおどり https://t.co/SoTtYpvuw2 @YouTubeさんから
— 大川ぶくぶ/bkub (@bkub_comic) 2015年11月9日
なぜ作った!すっごい・・・
エイサイハラマスコイの漫画はここで見られます。
[15-6] ポプテピピック【15】 / 大川ぶくぶ / まんがライフWIN
エイサイハラマスコイ踊りに想像で曲をつけた人もいます。
なかなか合ってます・・・w
この記事に「エイサイハラマスコイ 元ネタ」で検索して来る人が多いようです。
元ネタ、私のほうが知りたいです。
「竹書房 ゥァア゛ーッ」
最終回で出版社を殴ってぶっ壊す漫画は名作の法則。 pic.twitter.com/xpvwEmEm0y
— まんがライフWIN編集部 (@life_win) 2015年11月4日
追記
2巻出てます。