ChromiumOSのFlash対応が一部で終了しているらしい
以前、記事にしたLinux版Chrome32bitの終了に伴うPepperFlashの動向について気になるツイートがありました。
うおー!オレが愛用しているChromiumOSのFlashが使えるカスタムビルドでとうとうFlash非対応になってしまった。ビルドしている方のせいではなく、Chrome32bitのLinuxサポート終了の影響。
— でかつ@燃えカス (@deka2) 2016年3月5日
64bitでFlash対応なカスタムビルドを作ってる方は居らんかな。
独自ビルドとは言え、ChromiumOSでのFlashが非対応になったということだそうです。
多分、このサイトのことでしょう。
Chromium OS カスタムビルド配布ページにようこそ — Chromium OS Custom Biuild
2016.02.29 Google Chromeの32bit版Linuxサポート終了に伴う影響(Flash) — Chromium OS Custom Biuild
Chromium OSはLinuxで、この独自ビルドがLinux版Chrome32bitからPepperFlashを抜き出していたのだとすれば、Ubuntu(Debian)のPepperFlashPlugin-nonFreeからlibpepflashplugin.soを抜き出して手動でパスを通せば、あるいは通った場所にファイルをおけば今でもFlashに対応させることは可能だとは思います。
いずれにしろ、Linuxの32bit版Chromeが終了することでPepperFlashもアップデートはされなくなるようなので、セキュリティに関しては完全に自己責任になりますね。
だとするとNPAPIのFlashのほうがセキュリティアップデートはあるのでそちらを使ったほうが安心です。
とは言え、ChromiumはすでにNPAPIが使えなくなっているのでそれも難しいです。
調べていたら、UbuntuのFlashプラグインの導入方法が変わっていたことがわかりました。
Ubuntu日本語フォーラム / pepperflash playerに関して
32bit版はあるのでしょうか?
あるならこれを使ってもなんとかなりそうではあります。
私の環境ではそもそもChromiumOSが動かないので検証はできません。
どなたかやってみてください。
ブラウザに関して言えば、Chromium系の別のブラウザであれば、NPAPIのFlashが使えるのではないかと思うので、そちらを使うのもありでしょう。
"chrome://flags"に"NPAPIを有効にする"という項目があれば、これをTrueにすることでFlashを使うことができます。
いずれにしろ、32bit版ではFlashのアップデートはないということになりますね。
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