あれこれ備忘録@はてなブログ

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プレッシャーの中で実力を発揮する方法。うつ病や対人恐怖、強迫性障害にも使える。

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地球ドラマチック「人間はどこまで賢くなれるか?」を見ました。

アインシュタインの脳は病理解剖をした際に担当医師が遺族の許可もなく勝手に保存したのだそうです。

現在なら完全に犯罪なのでしょうが、おかげでアインシュタインの脳と、一般の人の脳との違いがわかったのです。

アインシュタインの脳では頭頂葉という部分が一般の人よりも10数%も大きかったそうです。

他の番組で知ったのですが、アインシュタインはそもそも彼が理論を提唱することで可能性が出来、検証の機運が高まるまでは誰も知ること見ることが出来なかった、相対性理論によって光速近い物質から見た世界や重力の強い世界を思考実験で、アタマの中で見ることができたそうです。

大きな頭頂葉はこういったことに役立ったのでしょうか?

また彼はバイオリンを弾いていたので、左手の指先の動きを司る右脳のある領域がコブのように肥大していたそうです。

これも科学者として才能と無関係では無いらしいです。

実際、科学者にはピアノやバイオリンなど楽器を演奏する人が少なくないようですね。

話はガラリと変わりますが、私が気になったのは、プレッシャーに強くなる方法です。

それが見たくて録画したのです。

研究したのは、元女子サッカー選手でした。

彼女は国の代表選手に選ばれる可能性があったほどの実力がありましたが、スカウトが見に来た試合でプレッシャーに負け、本来の実力出せずに代表選考に落選、そのまま引退してしまったそうです。

彼女は大学へ進み、脳科学を専攻します。

そこで研究しわかったことはプレッシャーを感じる状況では、その不安な気持ちやその時の体の状態を紙に書き出すと、プレッシャーの中でも本来のパフォーマンスを発揮しやすい、ということでした。

うつ病や対人恐怖症、強迫性障害に対する認知行動療法でも、不安に感じた時の状況とその時の感情などを紙に書き出すということが行われます。

やはり、そういった行為には意味があったのですね。

私はそのことは知ってはいましたがそれをやらずに来ました。

この番組を見てやっておけば良かったなと後悔しています。

認知行動療法との違いは、そのときの感情や認識を否定しないところです。

認知行動療法では感情や考えを書きだした後、別の考え方ができないか?というプロセスがあります。

それが第三者なしには難しく、また別の考えというのも納得のいかない考えになってしまうことがあって、それが不満で私はそれを実践しなかったのです。

不安な感情やその時の考えや思いを否定せずにただ書き出すだけなら、そのような不満もありません。

実行しやすいのではないでしょうか?

もし、プレッシャーやストレスを感じる状況で不安が強かったり、実力を発揮できなくて悩んでいる人は実行してみると良いのではないでしょうか?

蛇足ですが、こういった科学系の番組に時々出てくるデビッド・ポーグですが、IT関係の記事を書いていてその業界では有名な人のようです。

デビッド・ポーグ: 時間節約技トップ10 | TED Talk | TED.com

実は彼、ハッキングの被害に遭っています。

arekorebibouroku.hateblo.jp

彼ほどITを使いこなしている人でもそのような被害に会うのだ、と考えるべきか、彼ほど有名になるとハッキングされる危険性が高まるのだと考えるべきか…。

デイビッド・ポーグという名前を覚えておくと、また地球ドラマチックで彼を見た時により楽しめると思いますよ。