ここ、1ヶ月ほどパソコンを買い換えようかと思い、ヤフオクを覗いている。
今のPCよりも性能の高いものが5万円前後で買えそう。
気になるものを次々とウォッチリストに入れて、落札価格の推移を調べている。
オークファンに入っておくと相場がわかる。
買おうとは思うのだが、いろいろなやり取りが気重なので躊躇している。
落札後のやり取りはそんなに面倒なものではないのだが、頭の具合が悪いとどうしてもそれが億劫になる。
そのくらい頭の調子が悪いので、PCを新しく買っても、そのあとセットアップしてきちんと使えるようにする気力に自信がない。
それもPCを新調するのを躊躇う理由だ。
今のPCも、現在の使い方を考えると能力の数分の一も使っていないのである。
もっと安くて、バッテリーの持ちが良いだけのPCを買うのがちょうどいいのかも知れない。
Chromebookとかちょっと前のネットブックとか。
でも、前にも気になったのだが、ブラウジングするだけでも最近はマシンパワーを必要とする場面が増えてきている。
WebGLなどの3D表現や、高画質の動画視聴などである。
例えば、ここのようなサイトを見る機会はだんだんと増えてくると思う。
three.js - Javascript 3D library
Demos of open web technologies | MDN
動画などではカクつきがあったり、音声と画像のズレが問題になる。
それほど利用する機会はないのだが、そういった利用シーンがあるのなら、そのときに満足に使えたほうが良いに決まっている。
あと、オンラインで使えるペイントソフトやオフィスソフトなどのWebアプリが増えてきて、それらを利用するのが当たり前になりつつあるが、それらを利用するのにも当然マシンパワーが必要だ。
ちょっとした文書作成とWebブラウジングというだけの用途でも、要求されるスペックは高くなっている。
マシンパワーとは少し違うが、Puppy Linuxなど古いマシンに使える軽量OSがあるが、そこに標準で搭載されているブラウザは新しい機能に対応していないことが多い。
マシンパワーとは別の意味で古いマシンはWeb閲覧の用途ですら使えなくなってきている。
何年も前から、「あともう少しすれば、ある程度の性能でPC作業をするのにストレスを感じなくなるので高性能で最新のPCを買おうとする人は少なくなる」と考えられてきたと思うが、どうやらまだまだそんな時代は来そうにない。
確かに棲み分けは進んできていて、タブレットやウルトラブック、2-in-1タイプなどお手頃な値段とほどほどのスペックのPCも出てきていて、棲み分けはされている。
でも、本当にChromebookで満足にWebアプリは動くのだろうか?
今はともかくこの後に登場するWebアプリについても利用できるか疑問だ。
Chromebookの中にARM CPUを使ったものがあるが、そのあたりのものはすでに能力不足なのではないかと思う。
そこそこの値段で3Dや動画などの利用もそれなりにできるPCを買おうと思ったらAMDのものがやっぱり良いのだろう。
ただ、問題はAMD APU搭載のPCは、LiveCDやブラウザで動くエミュレータ、VirtualBoxなどの仮想環境がうまく動かないことがある、ということだ。
WebアプリやWebGLを使ったゲームもうまく動かないことがある。
本当にCPUだけのせいなのかはわからないが、Intelマシンなら動くものがAMDマシンでは動かないことがある。
面倒なことに対応できなくなってきている自分の状態を考えると面倒なことがないようにIntelマシンを買ったほうが良いのかも知れない。
そんなことを考えていると、いつまで経っても目的のマシンの目星もつけられず、ずっとヤフオクを覗き続けることになりそうだ。
Lenovoは場合によっては40%くらいの割引が受けられるクーポンを発行して、新品が買えるという大盤振る舞いをしていてときどき話題になっている。
AMD APU搭載のノートPCも定期的に発表していて、Intel、AMDという選択肢が提供されている。
過去に複数回、個人情報を外部に送信するという問題を起こしているのでそこはかなり心配。
OSを入れ替えれば避けられるのであれば、レノボでも問題なさそう。
ハードウェア的にそのような仕組みがあるなどという噂もあるので少し気になるが・・・。
ああ、決められない。
集中力が足りないのに判断が必要なことが多すぎる。