ぶコメをしたら絡まれたので、もう一度、統合失調症の栄養療法について調べてみた
統合失調症にナイアシン療法は効かないよ - マイナス×マイナス
統合失調症には効かないかも知れないが、そうでない人が統合失調症と診断されている可能性があるから。自閉症と診断された人の一部にてんかんの人がいるのと同じ。あとNHKで大学病院の医師がナイアシンに言及している
2015/12/16 23:20
ナイアシンを否定するブログに、「統合失調症と思われていたがそうではなかった人がいるかも知れないし、そういう人には効くかも知れない」という主旨のぶコメを残したら、絡まれてしまいました。
私がぶコメをしたのは23時ごろです。
夜中の3時にブログに反論を追記したということを何故かはてなではなくてわざわざツイッターアカウントを探してメンションし、その30分後にも何故か起きていると判断してツイート。
何故、起きていると思ったのでしょう?
その後、朝8時に晒し上げ的にツイートしていました。
しかも、ツイートにこちらの知識や人格を貶める表現をつけるのです。
ツイッターは書き込んだら世界中から見られるから晒しあげという主張は意味が解らないと言ったりしていますが、ツイートしたのは私ではありません。
「知らないということですね」と自分がマウントをとる形でないと話を切り上げられなかったのも気になりました。
ブログの内容に感想をつけたことで、あるいは内容を批判していると判断したとしても、自分の人格を批判されたと感じたのでしょうか?
少し過剰ですね。
はてなブログできちんと言及すれば、はてなの通知で知ることができるのですが、やり方が悪かったのか通知は来ていません。
それに通知が来ていたとしてもはてなのページを開いて確認しなければわからないですよ。
スマホとかタブレットにはてなのアプリを入れておくなどするとリアルタイムで通知が来るのかも知れませんが私は使っていません。
ツイッターも同じです。
相手の状況を考えられなかったのでしょうか?
その後、少し待つようにお願いしましたし、何故、ツイッターアカウントのほうにメンションを何度も飛ばしてくるのか尋ねたのですが、それに対する謝罪も答えもありませんでした。
こういうのは統合失調症の病気のせいなのか、それとも性格のせいなのでしょうか?
人から何か言われると自分の全てを否定されたような気になるのは私にもあります。
病気がひどいと余計にあります。
しかし、統合失調症がひどいとなかなかここまでする気力がわかなくなりました。
神経症的な部分が全面に出ていた時にはありましたが。
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良い機会なので少し調べてみました。
ホッファー氏とかホロビン氏のことは有名なので取り上げません。
検索してみてください。
私が見たのはNHKの「あさイチ」という番組のこの回のようです。
最新精神栄養学 うつを食事で改善する!? |NHK あさイチ
公式サイトからは削除されており、Internet Archiveにしか残っていません。
功刀浩さん(国立精神・神経医療研究センター神経研究所 疾病研究第三部 部長)、今泉博文さん(国立精神・神経医療研究センター病院 栄養管理室長)がゲストだったようなのでどちらかがおっしゃったのではないかなと思います。
番組はうつ病についてでしたが、スタジオでの話の中で統合失調症についての言及がありました。
大学病院ではありませんでした。
この方の書いたブログで引用されている記事には確かに否定されているか、証拠が示されていない治療法としてナイアシンが出ています。
そもそもこのサイトがどのくらい信用できるのかわかりませんし、私のことを権威主義だというからにはこのサイトの権威だけで主張しているわけではないのでしょう。
しかし、同時にこういう項目もありました。
Vitamins and Complementary and Natural Treatments - Schizophrenia.com
この中には「Vitamins and supplements that seem to help people who have Schizophrenia」としてビタミンB群が挙げられています。
そこをクリックするとこちらが出ます。
B-Vitamins for Schizophrenia | Schizophrenia.com
この中にナイアシンの項目があり、
Niacin (Vitamin B3):
Once thought to manage schizophrenia, this claim has since been questioned. However, symptoms, as assessed by the Global Assessment of Functioning (GAF), are associated with lower niacin sensitivity; this may indicate a potential therapeutic use of niacin.
確かに疑問は投げかけられていますが、効果がある人たちがいる可能性が指摘されていますね。
リンク先も読んでいないということなので確認したところ、上のような記述が見つかったのです。
結局、一部だけしか読んでいないのではないでしょうか?
どの人も自分の都合の良い部分しか読まないのですから、他人に対しても許さなくてはいけないと思いますよ。
また、統合失調症の人は薬のせいなのか病気のせいなのか活動量が低下するなどの生活習慣のせいかのかコレステロールや中性脂肪が高いことも多いようです。
中性脂肪/HDLコレステロール比:糖尿病でない統合失調症患者におけるインスリン抵抗性及びLDLコレステロール粒子サイズの代替マーカー|大日本住友製薬
が、ナイアシンはこれを下げる効果があるようです。
もともと脂質低下薬の1つにあるそうですが、こんな話もありました。
コレステロール治療にナイアシンは危険:世界の最新健康・栄養ニュース
HDLコレステロールに対するナイアシンの治療効果について:石原藤樹のブログ(元六号通り診療所所長のブログ):So-netブログ
大量にとっても副作用のほうが大きいよという話のようです。
統合失調症では不整脈の危険や体重増加、コレステロール値、中性脂肪の上昇の副作用があっても薬を飲むのですから、上のことをもってナイアシンは飲むべきでないとするのは少し不公平な気がします。
精神疾患と食事 part1 病院食はこれでいいのか? : 場末P科病院の精神科医のblog
脂質異常と脳の白質の関係に言及があります。
その後、調べてみるとこういう動画を見つけました。
統合失調症とビタミンB6との関係に言及しています。
もしかしたら私がテレビでの発言をビタミンB6と聞き間違えたのかな、と不安にさせます。
ただ、このビタミンB6が効く理由がやはり脂質異常症に関わるものなのです。
動脈硬化や糖尿病の合併症の増悪要因なのだそうで、それが統合失調症にも関連があるのではないか?というものです。
血糖異常や脂質異常は脳にも悪影響をもたらす可能性があるということですね。
あさイチやためしてガッテンでは、うつ病だと診断されて人が別の病気である可能性について何度か取り上げています。
うつ病からがんの治療までオーソモレキュラー療法(栄養療法)の実際
ためしてガッテン出演 「鉄不足をより理解してもらうために」 - YouTube
このお二方、どちらもうつや統合失調症の患者さんに対するナイアシンを使った栄養療法を実践なさっているそうです。
新宿OP廣瀬クリニックの医師が患者さんや家族向けに勉強会を開いており、その動画があります。
私もそうですが、orcinus_orcaさんは一度ご覧になって頂きたいです。
自閉症だと思われていた人が実はてんかんだったというのはこちらです。
アディティ・シャンカーダス: 学習障害に対するセカンドオピニオン | TED Talk | TED.com
ある病気であると診断された人が実は別の病気だったというのは、身体的な病でもあることですが、あちらは治らなければ「病気ではないか?」とすぐに疑問がわきますし、精神的・知的な病ではないので、自分で判断し行動できます。
しかし、精神疾患、精神病、知的障害はなかなかそうはいきません。
ブログで反論されているような、精神疾患にセカンド・オピニオンを求めるのは簡単なことではないのです。
ブロイラーは「早発性痴呆症」というそれまでの名称に対して、「精神分裂病群」という名前を使った最初の人だそうですが、「群」というのが重要で様々な要因で同じような症状を呈したグループを指していたそうです。
風邪とインフルエンザなどの違いのように、原因は別でもどちらも熱やせき・鼻水など同じ症状が起きるわけです。
そういうことって少なくないんじゃないか?というのが私のぶコメの意味です。
統合失調症が他の病気である可能性としてはこんなこともあるようです。
猫を飼っていたり、近所に猫がいることで、幼い頃にトキソプラズマに感染していて、一部の人達に精神症状を伴った病気を引き起こしているのではないか?というのです。
こんなことを主張してセカンド・オピニオンを求めてもまず取り合ってもらえないでしょう。
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ツイッターの方へメンションされたことで、図らずも私も彼のアカウントの存在を知ってしまったのでこちらも少し彼のツイートを掘り下げてみました。
栄養状態が良くないようですし、コーヒーも飲み過ぎではないかと思います。
ナイアシンに関する論文を挙げて、否定するブログを書くのは良いですが(良いというか私も同じことをしているし別に自由です)、コーヒーと統合失調症を含めた精神疾患の人との関係については以前からいろいろな研究があるのですから、気をつけてはいかがでしょう?
The Dark Side of Coffee: Coffee and Schizophrenia « Chef Marcus Samuelsson
http://schizophreniabulletin.oxfordjournals.org/content/30/4/935.full.pdf
何だかツイッターで他の人から絡まれることが多いのか、そのたびにそのアカウントを含めたツイートをしています。
この方のプロフィールを見たところ、発症に至る過程が細く書かれていました。
陰性症状から始まる統合失調症なんて珍しいのではないでしょうか?
この方自身が統合失調症ではない、別の病気の可能性はないのか?と素人ながら思ってしまいます。
追記
破瓜型では陰性症状が主として現れるとorcinus_orcaさんから指摘がありました。ありがとうございます。
慢性疲労症候群とかありますよね。
不摂生な食生活と不規則な生活スタイル、アルコールの摂り過ぎによるビタミンの消費など栄養療法の観点から説明できるかも知れないところもあるのではないでしょうか?
感染症の可能性もありますしね。
非定型うつ病の鉛様疲労感もあるのでうつ病だと疑われたというのもわかる気がします。
私も自分がそうじゃないかと思っていたところもありますし、最初はそうだったと思います。
薬を飲んでから幻聴が起こったというのは私も心当たりがあって気になります。
この人こそが統合失調症と言われているが実は別の病気なのかも知れません。
色々なさっているようなので頑張って欲しいと思いますが、ちょっと今回のようなことをするのは控えて欲しいと思います。
ブログに"id:"をつけて言及するとかぶコメにある鎖アイコンと一緒にある「リンク」というところでコメントページを開いてはてブすればコメントができるわけですから。
だた、ひとつだけ言えるのは、私の中にも彼と同じものがあるということです。
気をつけたいです。
結局、何か言われると自分の根本的なところまで否定された気分になって、過剰反応してしまうのは「自他の言動に敏感」だからだと思います。
薬を止めること無く、併用してナイアシンを試してみても良いのではないでしょうか?
私も今はやめていますが、またナイアシン試してみたいです。
高いのですけどね。
保険がきく治療になるのは当分期待できないでしょうね。
追記
目が覚めたので確認したら、やはり反応ありました。相変わらずなのでこれでこちらは終了します。
記事へのご批判・ご指摘は、こちらも反映できればと思います。
ネットストーキングされないよう望みます。前回の反応を見ると十分有り得るとお見受けしますので。