ヒアリング・ヴォイシズ、幻聴との対話を勧める人々
私はこの動画で存在を知りました。
ここに少し具体的な方法論が書いてあります。
PDFです。
KHJの岡山支部で、ここはひきこもりの親の会のはずで、本来は幻聴が聞こえるという症状を持った統合失調症の人は支援の対象外なのですが、いろいろな方面で活動されている方の講演会という形でヒアリング・ヴォイシズ研究会の代表の方に話を聞いています。
他人には聞こえていなくとも、本人からすると現実と差がなく本当に聞こえているもので、「実際には無いのだから気にするな」というものではありません。
また、声が幻聴であるにせよ、その幻聴は現実にその人が扱われた状況が反映されていることが多いのだとか。
そこへ踏み込んだ質問をする時には特に慎重になるのだそうです。
現実にあることを気に病む人々に対して行われる認知行動療法が、それが幻聴や妄想である統合失調症の人にも効果があることがわかってきているようです。
2008年の本なのにここに書かれているような、統合失調症に対してどころかうつ病や対人恐怖症に対する認知行動療法が行われていない病院がほとんどなのが悲しいところです。
結局、時代は進んでもほとんどの場合、自分で学ぶしか無いのかも知れませんね。