ロッカーを買った。段ボール箱2つ分で足りる人生
先日、ネットで注文したロッカーが届いた。
組み立て式だ。
ちょっと説明書が不親切でそれぞれのパーツの上下が良くわからず、最初の段階からかなり躓いた。
本来は2人で組み立てるものらしいが、何とか1人で組み立てた。
そのあと、段ボール箱2つ分の中に入っていたの本や、学生時代のノート、教科書、そしてビデオテープをロッカーに移した。
ギチギチにすきま無く詰め込んでいたので重さがかなりあり、重ねて置くこともできなかったので、部屋の真ん中のスペースを占領していたのだ。
ロッカーは高さが190cmくらいあり、高さ方向のデッドスペースを有効利用できることになる。
中身を段ボール箱からロッカーに移してみると半分から2/3程度のスペースが埋まった。
多いようだが少ないようでもある。
なんといっても私の持ち物の大半はこれだけだと言うことになるのである。
東京で統合失調症を発症した時に、そのまま部屋に置いてきてしまい処分されてしまったもの(CDなど)があるが、それを除けば、段ボール箱2つ分で事足りる人生だということになる。
ちょっと寂しい気持ちになった。
しかし、昔の教科書やノートを片付けていて、もう一度、勉強したい気持ちにもなった。
部屋も片付いて、ちょっと新鮮な気持ちにもなった。
ロッカーを一人で組み立てて、完成させることができ、自己肯定感も得られた。
段ボール箱がなくなり、部屋にはテーブルが置けるスペースができた。
またここから何かを始めてみたい。