自民公明圧勝。怖いことです。
昨日、深夜の番組で公明党の議員が、笹子トンネルの事故を例にあげ、公共事業の予算を減らしたからああなったと言ったような発言をしていました。
報道によれば、詳細に調べる定期検査は5年に一度、直近が今年の9月ですからその前は自公政権化での検査です。
そもそも、定期検査は始まった時から、目視による検査しか行われておらず、打音検査はされていなかったこと。
トンネルが開通してから30数年間、ボルトの交換が一度も行われていなかったこと。
こういった嘘をいって民主党政権を批判した党が再び政権を担うことになるのです。
自分たちが政権をとっていた頃の問題を反省していない党がこれから最長4年間も政治の実権を握るのです。
人が9人も亡くなっている事故すらも、事実をねじ曲げて相手を批判する材料にした党、与党であったことなどなかったかのように他の野党と同じようにして民主党政権をただただ批判し続けた党が政権に返り咲いたのです。
さらにショックなのはこれが、宗教団体を背景に持つ公明党の議員の発言だという事です。
宗教団体と関係のある党が人の死を弄ぶようなまねをするとは。
本当にこれからの4年は怖いです。