古事記物語
竹田恒泰さんが、日本人なら古事記を読むべきというので、読もうかと思ったのですが、原典というか原文だと古文で読めるはずが無いので良いものがないかなと探していました。
青空文庫に鈴木三重吉著の『古事記物語』というのがあったので読んでみました。
優しい文体でとても読みやすいです。
青空文庫は著作権が切れた著作をデジタルデータとしたものですから、最短でも著作権を持っている人が死んでから50年ですから結構古いですが、文体にそれほど古さを感じることもありません。
古事記の内容をわかりやすく要約し、物語調に書かれたものなので、わかりやすい代わりに古事記の全てが網羅されているわけではありません。
それでも、有名な海彦山彦の話や天照大神の天の岩戸の話など有名なものはだいたい書かれて有ります。
ヤマトタケルはもとからその名前だったのではなかったことなども読むと分ります。
これを読んだら、これを下地にして現代語訳の古事記を読むこともできるかも知れませんよ。
竹田恒泰さんの本もおすすめです。
竹田恒泰さんは現代語訳の古事記も書かれてますよ。
元皇族の