ポプテピピックがアニメ化される!
もともとはエイプリルフールネタのようにして、別の作品のアニメ化をサイトにて告知していたようだ。
この作品『星色ガールドロップ』自体が途中でポプテピピックのセカンドシーズンに置き換わっていた。
公式サイトも現在、漫画のようにポプテピピックのアニメ告知に変わっている。
サイトを訪問すると『星色ガールドロップ』の画面が表示された直後に、漫画と同様、ポプ子がページを破り捨てて顔を表す。
ポプテピピックアニメのイメージ画像のコピーは「覚えてろ竹書房」である。
フェイクの『星色ガールドロップ』はPVまで作られているのに本当にアニメ化されるポプテピピックは動画が何もないという・・・。
10月開始らしいが、どこの局で放送されるのだろう。
AbemaTVでもやってくれるとありがたい。
パロディネタが多いわけだが、問題なく放送できるネタがどの程度あるのか心配である。
「もしもし、ポリスメン」「エイサイハラマスコイ」がアニメ化されたらうれしい。
「今日も一日がんばるぞい」を最初に言ったのが自分ということにならないかな?とポプ子が言うネタは使えるのだろうか?
その他のネタはなかなか元ネタがわからなくて、困惑しそうだ。
今から楽しみである。
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10月まで単行本を読むことをおすすめする。
追記
2巻出てます。
追記終わり
追記
キービジュアルが公開されています。
ポプテピピック、キービジュアル公開しました!!!!!癒し系ですね。 #ポプテピピック pic.twitter.com/UZgq8ZNRl1
— アニメ「ポプテピピック」公式 (@hoshiiro_anime) 2017年7月7日
精神障害者、知的障害者がコーヒー、タバコを好む理由
先日、このような記事が話題になった。
さらに、統合失調症のハツカネズミに毎日ニコチンを摂取させたところ、不活発だったハツカネズミの脳の活動がニコチン投与からわずか2日で活発になり、さらに1週間ニコチンの投与を続けたところ、ハツカネズミの脳の活動は正常になったそうです。このことから、ニコチンが脳のニコチン受容体に作用することで、認知機能が正常に戻ることも明らかになっています。
統合失調症患者にとってニコチンは脳機能を改善する効果があるという研究報告についての記事だ。
統合失調症患者の少なくない数の人たちがタバコを吸うらしく、何らかの効果があるのだろうという指摘は以前から精神科医やその他の専門家の間ではされていたらしい。
まず、タバコに含まれるニコチンの作用がなにがしか精神症状にメリットを与えており、その作用を求めて喫煙するのであろうというもの。 ニコチンは脳内の伝達物質の量を変化させ、適度の鎮静効果とそれとは逆の作用の覚醒効果を併せ持っているといわれる。 一般の人の喫煙者でも、イライラしたり集中できない時にタバコが吸いたくなるという。
タバコの煙が肺に吸い込まれると、一瞬のうちにニコチンは血流にのって脳にたどりつく。そして、神経細胞の表面にあるニコチン受容体に結合する。このうち、ニコチンと結合しやすいのは、α4と呼ばれるタイプである。低濃度のニコチンでは、主にこちらに作用し、ドーパミンなどの伝達物質を放出させる。コカインや覚せい剤に似た作用が軽度ながらあるのだ。タバコを吸ったとき、爽快感とともに、頭が冴えるように感じ、集中力が高まるのは、この働きによる。
だが、その効果はまったく一時的なものである。ニコチン受容体は、すぐに脱感作(感受性を失い反応しなくなること)してしまい、反応しなくなるのだ。しかし、さらに高濃度のニコチンを摂取すると、別の作用がある。高濃度のニコチンは、先ほど触れた海馬の介在ニューロンの表面にあるα7受容体に結合し、GABAを放出させる。それによって、海馬の錐体細胞の興奮を鎮めてくれるである。
思考の纒まりがよくなったり、幻聴が減ることもある。統合失調症の患者は、自己治癒のために、高濃度のニコチンを求めてしまうのである。
こんな記事もあった。
同じように精神障害者や知的障害者が求めてしまうものにコーヒーがある。
一般の人にも言えるようにカフェインには覚醒効果がある。
精神障害者や知的障害者は病気や、飲んでいる薬で、感覚が鈍麻し、ぼんやりしたり、頭が重い状態になってしまう。
それを回避するためにコーヒーを飲むのである。
「コーヒーがもらえない」 (玉木幸則) …一見、それがどうしたと思うのだが、これは深い意味がある。一人あたりのコーヒー消費量が世界第2位を誇るフィンランド。そんなフィンランドにおいて、コーヒーの量を障害のため制限されている映画「パンクシンドローム」の登場人物。健康のためということももちろんあるが、管理のしやすさが優先され、時間までも自由に選ぶことが出来ない。実は、そういう事実もあるということを表した深い一言。
フィンランドの障害者たちで作られたバンドが歌っていた歌の歌詞が、コーヒーくらい好きに飲ませろ、というようなものだった。
コーヒーを飲み過ぎると、不安感やイライラ感が増えたり、眠れなくなって生活リズムを崩すので制限されている、というのが表向きの理由だろう。
しかし、上の引用にもあるように、コーヒーを飲んで活発になると、施設の管理側の人間にとって都合の悪い行動が増えるので制限しているという側面もあるのだという。
日本は特にそうだが、鎮静効果のある薬しか認可されていなかったり、適用の範囲になっていなかったりして、頭が重くなったり、感覚が鈍麻してしまう症状や、薬の副作用に対して何も対処してくれない。
だから、患者たちはそれを自分たちで解消しようとタバコを吸ったり、コーヒーを飲んだりするのである。
タバコは煙に含まれるタールの肺や口腔への害が問題になる。
患者が現在、ニコチンの効果を得ようと思った場合には、ニコチンガムを使うのがスマートだろうと思う。
カフェインも錠剤があるので、効率的に摂ることができる。
ただし、ニコチンそのものにも害があり、カフェインも過剰摂取して死亡する例もあるので注意が必要である。
ある程度しか効果は期待できないし、ある程度以上の効果を求めて、たくさん摂取してはいけない。
なお、ニコチン酸とも言われるナイアシンは、全くの別物である。
個人的にカフェインが効かなくなっているので、その他のサプリメントによる対処を模索している。
薬でなんとかなるのが一番良いのだが、それができないからには自分で対処するより他ない。
がんになりにくい身体を作るには成長に関わる遺伝子を抑制すること
mTORC1(哺乳類ラパマイシン標的タンパク質複合体1)は成長ホルモンやインスリンやインスリン様成長因子-1(IGF-1)など様々な成長因子や過剰な栄養によって活性化され、細胞の増殖や体の成長を促進する役割を担っている。
成長期には必要だが、それを過ぎた後はこれががんのなりやすさや老化に関わってくるので、これを抑制するのが身体を若く保つ秘訣なのだそうだ。
老化が活性酸素による促進されると言う考えは、多くの研究者に支持されていますが、ヒトでの臨床試験で、抗酸化物質のサプリメント(ビタミンAやCやEなど)を多く摂取しても寿命を延ばすことも発がん率を低下させる結果も得られていません。
活性酸素(フリーラジカル)によって身体が老化する、がんになりやすくなるという仮説は、最近は疑問視されているとのこと。
活性酸素仮説よりも最近は、mTORC1活性と老化の関わりの方が注目されているそうだ。
mTOR阻害剤のラパマイシンがアルツハイマー病などの神経変性疾患を改善することが報告されています。知能機能低下をきたす遺伝性疾患では、mTOR活性が亢進しており、mTOR活性を低下させると知能が良くなることが多くの研究で明らかになっています。つまり、ラパマイシンで頭が良くなることが知られています。
ラパマイシンは臓器移植の後の拒絶反応を抑える薬のようだが、老化抑制や抗がん作用もあるとして注目されているようだ。
一方、mTOR阻害は免疫細胞の働きを弱めるので、免疫力低下から感染症にかかりやすくなるデメリットもあるので、mTOR阻害による寿命延長にも多少の問題はあるようです。 しかし、がん(悪性腫瘍)やアルツハイマー病や認知機能低下や心臓や腎臓疾患に対して老化を抑制する方向で作用するので、mTORの適度な抑制はメリットが大きいようです。(下図)
mTORの活性を抑えることは、脳機能や心機能などに良い影響を与えるが、免疫機能は低下させるそうだ。
免疫機能が高いことは、衛生環境が良くなかった時代には、生存の可能性を高めるのでメリットが大きかった、つまり、mTOR活性が高いことは良いことだったのだ。
ちょっとこの説明で気になるのは、衛生環境が良くなかった時代には、栄養状態も良くなかったはずで、多くの人が免疫力が低かったのではないか?ということだ。
昔の人の方が、感染症での早死にが多く、それを乗り越えた人は長生きしたというのでないと矛盾しそうだ。
牛乳タンパク質や糖質の多い食事も、mTORの活性を高める作用があるので、老化と発がんを促進する可能性があります。 (312話参照)
インスリンやアミノ酸のロイシンはmTORC1活性を高めます。 したがって、糖質やロイシンの多い肉や乳製品を減らし、AMPK(AMP活性化プロテインキナーゼ)活性を高めるメトホルミンやmTORC1活性を抑制するジインドリルメタン、レスベラトロール、クルクミン、エピガロカテキンガレート(EGCG)などの天然成分は、寿命延長とがん予防の両方にメリットがあると考えられています。
mTOR活性を抑制するには、糖質やカロリーを制限すること。
また、アンチエイジング(抗加齢)の治療では、年齢とともに低下した成長ホルモンや性ホルモンやインスリン様成長因子-1(IGF-1)を補って若返りをはかる方法が行われていますが、確かに体は一時的には若返りますが、長期的な寿命とがん発生リスクの上昇ということを犠牲にしている可能性があります。
筋力を増強させて若さを保つというのは、長期的に見てがんや老化を促進することになるとのことだ。
しかし、これだと健康寿命の観点からは都合が悪いのだろう。
カロリー制限によって、老化を促進する様々な成長因子や増殖因子(インスリン様成長因子-1など)、同化ホルモン(成長ホルモンやインスリンや性ホルモンなど)、炎症性サイトカイン(TNF-αやIL-6など)の血中濃度は減少し、酸化ストレスの程度を示す指標も低下することが示されています。 カロリー制限による代謝変化やその結果生じる寿命延長の効果の主要なメカニズムとしてサーチュインの活性化があります。
カロリーを制限すると、サーチュインも活性化するので一石二鳥。
病院にかかる機会を減らすには、やはりカロリー制限が王道なのだろう。
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