Android-x86のファウンダーがRemix OSのJideに転職したそうです。
全部、記事を読む気力が無いので紹介だけ。
IntelやAMDのCPUが搭載されたPCの上で動くAndroidであるAndroid-x86を開発、公開しているプロジェクトの責任者であるChih-Wei Huang氏が、Android-x86をベースにしており、AndroidのアプリをPCの一般的なOSのように複数起動することができるRemix OSを開発しているJideに雇われたそうです。
Android-x86の開発速度が少し鈍い感じがしていましたが、これで加速していくのでしょうか?
それともRemix OS開発に軸足が移っていくのでしょうか?
“Linux was created as a desktop OS, but it’s actually the only space that the operating system hasn’t truly dominated. I joined Jide because I think Remix OS is best route to establish Linux as a key player in the desktop OS space.” Chih-Wei Huang
この発言からするとRemix OSこそがデスクトップOS用Linuxの大本命になりうる存在だと期待しているようです。
Remix OSはAndroid 5.0(Lollipop)ベースのようですが、Android-x86は5.1のRC版が出ているのみで正式版は出ていません。
Lollipopの正式版が出ないまま、6.0(Marshmallow)のRC版が今月、公開されています。
正式版は4.4のままです。
安定して動けば、マルチウィンドウ・マルチタスクでなくても良いという人もいると思います。
また、Jideは基本的にOSを提供するわけではなく、OSを搭載するマシンを提供するのが目的のようですから、Remix OS for PCがこれから先もユーザが自由にダウンロードできる形で提供されるかわかりませんし、今、提供されているのもベータ版で正式版が登場するのかもわかりません。
最近、全然Android-x86を試せていませんが、古いPCにはRemix OSよりもAndroid-x86の方が使いやすいので、Android-x86の開発が遅くなるとしたらちょっと残念です。
そもそもRemix OSはGoogle Playがありませんしね。