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(翻訳)Android-x86の開発者がお怒りのようです。Console OSはやっぱり詐欺だった

先日、記事で書きましたが、Console OSがほとんどAndroid-x86と変わらなかったことがわかり、Android-x86の主要開発者のChih-Wei Huangさんが怒りと懸念の声を上げています。

 

Console OS stole Android-x86

 

 英語がほとんどできないので、雰囲気で翻訳します。

 

少し前に話題になったみたいにきちんと英語翻訳が出来なければいけないという人はこういうことがあったときに誰よりも先に率先して翻訳するべきです。

 

問題のある翻訳を見つけてから、その人をdisりながら新たな翻訳を出す人はそういう翻訳がなくなるとそれで満足してしまい、海外の優良な資料を翻訳しようとしませんから。

 

それではここから翻訳。

 

皆さん、こんにちは。

[件の男がAndroid-IA(Android-x86派生のIntelアーキテクチャ専用版https://ja.wikipedia.org/wiki/Android-x86#Android-IA)の開発者・協力者リストに加わり続けているので、このメッセージをCCしてください]

 

正直に言うと、私は本当に(開発者と称する)クリストファー・プライスと彼のくだらないConsole OSの最近したことについてチェックする時間がありません。

 

しかし、彼がAndroid-x86の成果物を盗むのを止めるように頼む個人的なメッセージを受けています。

私は何かする必要があると思いました。

 

Console OSについて聞いたことがない新人さんのために背景について説明すると、

 

クリストファー・プライスはConsole OSというプロジェクトを2014年の中ごろにKickstartで始めました。

彼は「私達はAndroidをPCやPCとタブレットの両方で使えるタイプのマシン向けの主要なOSにリビルドした。100を超える新しい特徴・機能を既に内蔵している」と約束しました。

 

https://www.kickstarter.com/projects/mmv/console-os-dual-boot-android-remastered-for-the-pc

 

クリストファーはKickstartキャンペーンでAndroid-x86の開発者たちにサポートを求めているとアナウンスしていました。

彼はConsole OSを2014年の終わりに出荷するつもりだと主張しました。

ついに彼はプロジェクトのために78,497ドルを集めることに成功しました。

 

しかしながら、いかなる実際のデモも、どのようにゴールに向けて努力するのかについて詳しい説明も無く、Android-x86コミュニティは早々にこれは只の詐欺だと見抜き、この男を永遠に追放しました。

 

2014年12月にクリストファーはDR1と呼ばれる最初のKitkat(Androidのバージョン)のテストビルドを彼の支援者にだけ公開しました。

しかしながら、ある支援者のコメントによると、これはAndroid-IAの只のコピーであり、約束した何の機能もありませんでした。

DR1は彼がサポートすると約束したほとんどのデバイスでインストールできないか、起動すら出来ませんでした。

 

多くの支援者がKitkat DR2のアップデートを待っている間、クリストファーは多くの支援者がそれを望んだ(それに投票した)のでAndroid 5.x(Lollipop)へ開発を移行したと主徴しました。

しかしながら、彼はどんなLollipopビルドもその後1年(ユーザに)届けられなかった。

彼は多くのデバイスが32bitのUEFIだから(これはAndroid-x86では問題になりません)とか、IntelがCoreプロセッサをもはやサポートしないから(Android-x86ではそれらをサポートしています)とか、Lollipopが行き詰まっているから(私はそれは何の事か本当にわからりません)などと色々な言い訳をしました。

 

Android-x86 5.1-rc1がリリースされた後にあたる2ヶ月前に、クリストファーは開発をスピードアップするためにConsole OSのコードをまもなく「オープンソース」にすると主張しました。

 

数日前、私は「Console OSのソースコード」がついにgithubに登場したと通知された。

 

https://github.com/iConsole

 

それは何だったと思いますか?

それは単にAndroid-x86 5.1-rc1のコピーとAndroid-x86からConsoleOSへ改名することによってフォークされたものでした。

 

Android-x86 -> ConsoleOS

https://github.com/iConsole/Console-OS_bootable_newinstaller/commit/293ba5c4c0d10b21a08c8aeaa516aa57713706d2

 

Update generic makefiles for ConsoleOS needs

https://github.com/iConsole/Console-OS_device_generic_common/commit/de1ec1f38d1b77b5134c28ffa6e5eca877365c90

 

 コードは嘘をつけません。

上に上げた2つのコミット以外、Console OSによって作られたいかなるコミットも見つけることが出来ませんでした。

彼らによって開発された何の特徴・機能もありません。

 

Console OSのFacebookにあるアナウンスメントによると

https://www.facebook.com/ConsoleInc/

(それぞれの項目の下の私のコメント)

 

GitHub上に今あるのは何ですか?

*幾つか私達のした改良付きのAndroid-x86のコアです。

==> 少なくとも彼がAndroid-x86のコードを使っていることについては正直ですが、改良したものとは何でしょうか?

 

*BayTrail-Tをターゲットにしたデバイス固有のビルド

==> ええと、改名しただけです

 

*CyanogenModが作ったTrebuchetという新しいホームスクリーン

==> 他のオープンソースプロジェクトが作ったラウンチャーを単に追加することで、どうして改良と呼ぶことができるのでしょうか?

ところでそのソースコードはどこですか?

 

*Intelドライバ(しかし多くはまだアクティブではありません)

==> 実際はそれらの全てがアクティブではありません。 」

 

厳密に言うと、このプロジェクト(Android-x86)はオープンソースライセンス(Apache Licenseを経由して, GNU GPL or BSD-likeライセンスはあなたの使うコンポーネントは依存している)なので、この男はAndroid-x86をフォークしてそれを売ることは合法です。

最初、私はこの男がしたことを無視することと私達の開発を続けることができることを望みました、

しかし、彼の支援者や他の人のコメントを含めた多くの証拠を読んだ後、私はもはやそれに耐えられないと思いました。

 

クリストファー・プライスは彼の支援者たちと他の全ての人を欺き続けています。(実際には過去形にするべきだった?)

「彼のチーム」が(Android-x86も含めた)他の競合製品(OSやエミュレータ)よりもものすごく良いOSを開発している、と:

http://consoleos.com/wp-content/uploads/2014/11/COS-competitive-061214-003.png

 

 しかしながら、1年と半年後、この男はAndroid-x86をただコピーし改名し、それからこれを彼の素晴らしいOSだと主張したのです!

 

私を含めたAndroid-x86の開発者たちは、Android-x86をより良くするため、睡眠時間を費やしてコードを書き、テスト・デバッグをしています。

 しかし、この男は彼の支援者を欺くために、ただそれをコピーしました。

その不正直な行動はAndroid-x86コミュニティをひどく傷つけます。

 

私はそのビジネスのことについて問題にしているのではないことを明確にしておく必要があります。

Android-x86を何かのビジネスに使うことは全く問題ないことです。

 

もし、彼がKickstartキャンペーンを始めるときに、正直にAndroid-x86製品を改変せずに使い、出荷すると説明していたら、そして彼の支持者がそれでもまだそれを支持したら、私はそれで構いません。

 

もし、彼がAndroid-x86をベースにして幾つかの改良を加えていたら、私はそれを見て嬉しく思うでしょう。

 

しかしながら、2014年のKickstartで彼が素晴らしい何かを開発していると世界を騙して、最後には彼が評判を落としたオープンソースプロジェクト(彼のサイトの比較グラフを見てください)をただコピーしたというのはとても不道徳です。

 

2014年にKickstartキャンペーンを始めた時、彼はあなたに「A(とても良いもの)」を約束し、お金を受け取りました。

しかし、今は「B(完全に別物)」をあなたに届けています。

もし、あなたが支援者なら受け入れられますか?

これが詐欺でないとしたら、何が詐欺ですか?

 

私の意見では、クリストファー・プライスと彼のConsole OSはAndroid-x86を栄養にして生きている「癌」です。

もし、私達がそれを直ちに切り取れないと、彼はAndroid-x86の成果を吸収し続け、遂にはこのプロジェクトの首をしめるでしょう。

 

それで、もしあなたが私達がこれまで行ってきた小さな努力をまだ大切にしているなら、どうかこの男がコミュニティを傷つけるのを私が止めるのを助けてください。

私は以下のあなたの援助をお願いします。

 

*もしあなたが幾つかのメディアレポーターを知っていたら彼らにConsole OSの真実を教えてください。

Console OSの間違った話についてニュースを出版することをあなたの友人に頼んでください。

Console OSを聞いた誰かに手紙を転送して彼らに真実を伝えてください。

 

*もしあなたが支援者なら、Kickstartと他の支援者たちに真実を伝えてください。

Kickstartに何故彼らがこのような詐欺がそのプラットフォームに存在することを許しているのか質問してください。

この詐欺を止めるための合法的行動をとることを考えてください。

 

*私はそのコミュニティの幾つかの開発者がクリストファー・プライスが詐欺を働くのを助けていると信じています。

私はあなた(彼の詐欺を助けている人)にヤバイことになるのでそんなことをするのは止めるようお願いします。

 

もし、あなたがこの男を止めるための何か他のアイデアを持っていたら、私達に教えてください。

 

どうかこのスレッドで理性をわきまえた議論を保ってください。

炎上となりうる言葉を避けてください。

「私は同意します」「私はあなたを支持する」というような単純な返答も避けてください。

どうか、上に挙げたような項目をしたり、何かあなたが考えた有用なことをすることで、あなたの支持を表現してください。

 

最後に、もし、あなたがまだクリストファー・プライスと彼のベーパーウェア(ベーパーウェア - Wikipedia)を信じているなら、あなたは歓迎されないので、すぐにここを離れてください。

 

 

こんな感じです。

 

どのくらい正しく翻訳できているかわかりませんが、ある程度意味がわかるだろうと思います。

 

 

 

arekorebibouroku.hateblo.jp

 

ここで紹介した記事の引用元ではIntelドライバが加えられていることが指摘されていましたが、Android-x86の開発者の主張によると、コード上はあるが全てが非アクティブであって、ビルドした結果は名前以外はAndroid-x86と同じであるということになります。

 

ちょっと黒いどころか真っ黒でした。

 

ひどいですね。

 

海外ではFasterfox LiteやuBlockなど似たような事例はいくつもあるみたいですね。

 

スレッドを見ていくと、以前、試してみたことがあるMenuetOSとKoribriOSでも同じ問題があるようなことが書いてありました。

 

直接、関係はありませんが、詐欺を助けるようなことにならないようにしたいと思います。

 

今回は開発者の訴えを拡散するという形で協力できればと思います。

 

 

 

もし良かったら、スターではなくて、ブックマークして拡散してください。

 

 

追記

Console OS: Just a Fork of Android-x86?

 

Is Console OS just a Scam Based on a Fork of Android-x86 with Little Modifications?

 

こちらにクリストファー・プライス名義とConsole,Inc.名義でコメントがあります。

 

こちらは私には訳すのがさらに難しかったので、雰囲気だけ読んでみると

 

Kickstarterで資金提供を呼びかけたときには想定していなかった、IntelAndroid-IAの開発中断があったために今回の事態になったというのが主な主張のようです。

 

しかし、提供を受けた資金よりも多くの額を、想定外の中で開発をする中で費やしたと言ってみたり、提供された額だけで私達6人(チームの人数か?半ダースという記述があるのでそうでしょう)はこれまで生活してきた、というような発言もしていたりして良くわかりません。

 

他のユーザには実質一人しかいないのではないか?と疑問を投げかけられています。

 

Android-x86には直接関わらず、Android-x86派生のAndroid-IAをベースにして、デバイスのサポートの多くの部分をIntelにやってもらって、自分たちはそこへ幾らか手を加えるだけで済むと思っていたけれどもそれができなくなったので、新たな道としてAndroid-x86から派生させることにした、しかしそれがうまく行かなかったということのようです。

 

Console OS側が自分たちの主張を信じてもらおうと思ったら、KitkatベースのDR1の方をオープンソースにすればよかったのではないかと思いますし、今からそうしたら信じてもらえるのではないかと思います。

 

Android-x86をインストールするならPC本体のHDDよりもSDカードやUSBメモリの方が安全で家の外のPCでも同じ環境で作業できて便利です。