Puppy Linux(TahrPup)でDRM付きの映画やドラマが見られなくなっていた
2017/08/30 追記
Firefoxのバージョンを新しくしたためか、FirefoxでもDRMコンテンツが見られるようになった。
それでも動画が何度も繰り返されたり途切れたりと不安定になることもあるので、Chromiumも導入し、安定している方で見ることにすると良いと思う。
今日は15時から23時すぎまで2000年放送のTRICKトリックが放送されている。
DRM付きの動画ということでWindowsやMacでも見られないというコメントが相次いでちょっとした混乱状態になっていた。
Win7なら見られるはずだが、Vista以前ではFirefoxでは見られなかったと思う。
Chromiumはどうかわからないが。
古いマシンでも、Linuxなら見られるはずだと思い、試してみた。
期待は裏切られ、黒い画面でメニュー以外、何も表示されなかった。
前は見られていたと思うのだが、Firefoxで見られなくなっていたのである。
「設定」-「コンテンツ」-「DRMコンテンツ」の「DRMコンテンツを再生」にチェックを入れていて、Widevineのプラグインも入っているのだが…。
しかたがないのでChromiumの方で試してみたが、こちらでも再生できなかった。
ちょっと調べてみたら、TharPupにインストールしたLxPupのChromiumにはWidevineプラグインは含まれていないようだ。
本来は含まれないPepperFlashは含んだパッケージを配布しているのにWidevineを含んでいないのは不思議だ。
別に用意されていた。
ここの「Other」-「chromium」-「widevine」以下にある。
うちの環境では32bit版のTahrPupを使っているので当然Chromiumも32bit版だ。
だからWidevineプラグインも32bit版になる。
これを書いている時点での最新版は「chromium-widevine-plugin-48.0.2564.116-i386-1alien.txz」のようだ。
これをダウンロードした。
TahrPupではこれをダブルクリックすると警告というか確認のダイアログが出るがそのままインストールすることができる。
インストールのあと、Chromiumを起動してAbemaTVを見てみたらDRM付きの作品を見ることができた。
2006年製のノートPCでDRM付きコンテンツを視聴することができるというのはちょっと感動的だ。
見られないという人は試してみて欲しい。
追記
Lubuntu(Ubuntu)の方のChromiumでAbemaTVのトリックを確認してみたら見られなかった。
こちらはPepperFlashも含まれておらず、別にインストールするのだからWidevineが含まれていなくて当たり前といえば当たり前だ。
ちょっと探してみた限りでは、WindvineプラグインはUbuntu用には単体で配布されていないようだ。
LxPupから拝借することにした。
インストールと言っても.soファイルをChromiumから見られるパス、単純にChromiumがあるディレクトリに入れれば良いだけだ。
調べてみたらlibwidevinecdm.soというファイルはすでに存在していた。
しかし、サイズが全然違う。
元々あるものは12KB程度しかなく、インストールしようとしているものは8MBもある。
ファイルを置き換えてみたが、再生できなかった。
何が違うのだろうか…。
ChromiumそのものをLxPup配布のものと入れ替えてみれば動くのかも知れない。
そのあと、いろいろ試してみた結果はここに情報として追加した。