あれこれ備忘録@はてなブログ

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精神障害者、知的障害者がコーヒー、タバコを好む理由

先日、このような記事が話題になった。

gigazine.net

さらに、統合失調症のハツカネズミに毎日ニコチンを摂取させたところ、不活発だったハツカネズミの脳の活動がニコチン投与からわずか2日で活発になり、さらに1週間ニコチンの投与を続けたところ、ハツカネズミの脳の活動は正常になったそうです。このことから、ニコチンが脳のニコチン受容体に作用することで、認知機能が正常に戻ることも明らかになっています。

統合失調症患者にとってニコチンは脳機能を改善する効果があるという研究報告についての記事だ。

統合失調症患者の少なくない数の人たちがタバコを吸うらしく、何らかの効果があるのだろうという指摘は以前から精神科医やその他の専門家の間ではされていたらしい。

ameblo.jp

まず、タバコに含まれるニコチンの作用がなにがしか精神症状にメリットを与えており、その作用を求めて喫煙するのであろうというもの。 ニコチンは脳内の伝達物質の量を変化させ、適度の鎮静効果とそれとは逆の作用の覚醒効果を併せ持っているといわれる。 一般の人の喫煙者でも、イライラしたり集中できない時にタバコが吸いたくなるという。

タバコの煙が肺に吸い込まれると、一瞬のうちにニコチンは血流にのって脳にたどりつく。そして、神経細胞の表面にあるニコチン受容体に結合する。このうち、ニコチンと結合しやすいのは、α4と呼ばれるタイプである。低濃度のニコチンでは、主にこちらに作用し、ドーパミンなどの伝達物質を放出させる。コカインや覚せい剤に似た作用が軽度ながらあるのだ。タバコを吸ったとき、爽快感とともに、頭が冴えるように感じ、集中力が高まるのは、この働きによる。

だが、その効果はまったく一時的なものである。ニコチン受容体は、すぐに脱感作(感受性を失い反応しなくなること)してしまい、反応しなくなるのだ。しかし、さらに高濃度のニコチンを摂取すると、別の作用がある。高濃度のニコチンは、先ほど触れた海馬の介在ニューロンの表面にあるα7受容体に結合し、GABAを放出させる。それによって、海馬の錐体細胞の興奮を鎮めてくれるである。

思考の纒まりがよくなったり、幻聴が減ることもある。統合失調症の患者は、自己治癒のために、高濃度のニコチンを求めてしまうのである。

こんな記事もあった。

jp.reuters.com


同じように精神障害者知的障害者が求めてしまうものにコーヒーがある。

一般の人にも言えるようにカフェインには覚醒効果がある。

精神障害者知的障害者は病気や、飲んでいる薬で、感覚が鈍麻し、ぼんやりしたり、頭が重い状態になってしまう。

それを回避するためにコーヒーを飲むのである。

www.nhk.or.jp

「コーヒーがもらえない」 (玉木幸則) …一見、それがどうしたと思うのだが、これは深い意味がある。一人あたりのコーヒー消費量が世界第2位を誇るフィンランド。そんなフィンランドにおいて、コーヒーの量を障害のため制限されている映画「パンクシンドローム」の登場人物。健康のためということももちろんあるが、管理のしやすさが優先され、時間までも自由に選ぶことが出来ない。実は、そういう事実もあるということを表した深い一言。

フィンランドの障害者たちで作られたバンドが歌っていた歌の歌詞が、コーヒーくらい好きに飲ませろ、というようなものだった。

コーヒーを飲み過ぎると、不安感やイライラ感が増えたり、眠れなくなって生活リズムを崩すので制限されている、というのが表向きの理由だろう。

しかし、上の引用にもあるように、コーヒーを飲んで活発になると、施設の管理側の人間にとって都合の悪い行動が増えるので制限しているという側面もあるのだという。

日本は特にそうだが、鎮静効果のある薬しか認可されていなかったり、適用の範囲になっていなかったりして、頭が重くなったり、感覚が鈍麻してしまう症状や、薬の副作用に対して何も対処してくれない。

だから、患者たちはそれを自分たちで解消しようとタバコを吸ったり、コーヒーを飲んだりするのである。

タバコは煙に含まれるタールの肺や口腔への害が問題になる。

患者が現在、ニコチンの効果を得ようと思った場合には、ニコチンガムを使うのがスマートだろうと思う。

カフェインも錠剤があるので、効率的に摂ることができる。

ただし、ニコチンそのものにも害があり、カフェインも過剰摂取して死亡する例もあるので注意が必要である。

ある程度しか効果は期待できないし、ある程度以上の効果を求めて、たくさん摂取してはいけない。

なお、ニコチン酸とも言われるナイアシンは、全くの別物である。

arekorebibouroku.hateblo.jp

arekorebibouroku.hateblo.jp

個人的にカフェインが効かなくなっているので、その他のサプリメントによる対処を模索している。

arekorebibouroku.hateblo.jp

薬でなんとかなるのが一番良いのだが、それができないからには自分で対処するより他ない。

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