あの榎木孝明さんが不食を実践!そもそも不食って?
榎木孝明、30日間「不食」生活中!摂取水だけ : 芸能 : スポーツ報知
記事の最後にあるように絶食は医学的な意味合い、断食には宗教的意味合いがあるようですが、絶食療法と断食療法という2つの健康法が医師によって独立にできており、必ずしも断食に医学的意味合いがないわけではありません。
不食は食べるのを一定期間我慢するのではなく、食べずにいられ、そのほうが心身ともに健康的でいられるとして、食べることなく日々生活している様を指すようです。
食欲がない訳ではないのでしょうが、飢餓感を感じることはないらしいのです。
なので、絶食や断食のように修行の要素はあまりないのですね。
美味しいものを食べる楽しみを棄てる訳ですから、全く修行とは違うとも言えませんが。
私も1ヶ月以上、1週間に一度の食事を続けています。
榎木さんのように完全絶食はできません。
追記
榎木さんのFacebookを拝見したところ、糖分塩分の補給とコーヒー、緑茶は飲んでいるようです。
この記事にも本人の発言として同様の記述があります。
榎木孝明、30日“断食”のワケ 9キロ減も「素人まねしないで」 (夕刊フジ) - Yahoo!ニュース
追記終わり
飲み物も牛乳などは飲み、塩分も摂っています。
完全に水だけだと頭痛が起きます。
また、後半はサプリメントも摂っています。
なので不食とは言えません。
しかし、カロリーとしては全然足りているはずもないので医学的には不都合でしょう。
体重も最初の1ヶ月で10kg落ちたあとはなかなか減りません。
私は痩せる目的もあって始めたのでちょっと困っています。
確かに体のだるさは薄れます。
頭の重さも減り、集中力も出てきます。
しかし、神経が研ぎ澄まされると過敏さもひどくなるので、対人緊張や神経症的なところがある人は、かえって不安感が増し精神的に不安定になる可能性もあります。
耳の聴こえが良くなって遠くの小さな声まで聞こえる、動くものに過敏に反応してしまう、など周囲のことが気になり始めます。
注意は必要ですが、薬などの影響をはかるには必要なことだとも思います。
うつ病やその他の精神疾患で薬を長く飲み続けると、今の不調が病気のせいか薬のせいか分からなくなってきます。
断食して薬も徐々に減らしていって自分がどのように変化するか観察するのはとても重要です。
クリアな思考で見る現実や人間関係はよりつらいものである可能性はありますが。
金曜日の夜から日曜日の昼まで断食してみるのも良いですよ。
最初のうちはそれもできないものです。
実践して、日曜日の夕食を食べるときにはある種の感動があります。
便秘の人にも効果がありますが、何度も続けると腸の動きが悪くなって普通に食べているときの便秘がひどくなる可能性もあるので注意です。
猿の実験では、カロリー制限している方が毛並みも肌つやも良く若く見えるそうですが、寿命はほとんど変わらないそうです。
同じだけしか生きられないとして、美味しいものを食べる機会を捨てて心身の快適さを取るかどうか悩ましいところですよね。
プチ断食して自分の食生活を見直す機会を得るのは良いと思います。
私はもうしばらく続けたいと思います。
追記
一般的な注意点が書かれた記事が出ていました。
「不食」って医学的にはどうなの? 30日間も食べないで本当に大丈夫? (Mocosuku Woman) - Yahoo!ニュース 水だけで1か月間……榎木孝明さんの「不食」 医学的には問題ないの? (THE PAGE) - Yahoo!ニュース