スマホ・タブレットのランサムウェアが流行っているらしい
ランサムウェア(人質型アプリ)がAndroid,iPhoneで流行っているそうです。
と言っても海外が主のようですが。
アダルト系の動画アプリなどをダウンロードさせて、そののちFBIを装ったアプリが画面を占領して、多分、児童ポルノに関わる警告などをしながら脅すのでしょう。
そのつもりはなかったけれど、インストールしたあのアプリがそうだったのかもしれないと思わせて、お金を払ってアプリを消すと共にFBIのリストから外してもらおうとする人をターゲットにしているのだと思います。
戻るボタンやホームボタン、履歴ボタンが液晶ディスプレイに含まれている、つまりAndroidのGUIの一部になっていて、フルスクリーンになるとそれらのボタンも消えてしまう場合にこのランサムウェアの効果が発揮されるのかと思ったのですが、そうでもないようですね。
スマホやタブレットを紛失したときに端末をロックするアプリに勝手になってしまうようです。
Android純正のアプリがすればいいのに、と思いますが、その辺が自由度の高いAndroidのいいところでも悪いところでもあるのでしょう。
複数のアプリのうちから選ぶことができるようになっています。
「Androidデバイスマネージャ」の他、アンチウィルス系のセキュリティアプリを端末管理者にすることができます。
Androidの場合、セーフモードで起動して、「設定」から「セキュリティ」、「端末管理者」と進み、占有していた詐欺アプリにチェックが入っていると思うのでそれをタップします。
右下の「無効にする」をタップします。
その後、「設定」の「アプリ」からその詐欺アプリをアンインストールすれば、お金を払わずに削除できるようです。
同じく「セキュリティ」の「アプリを確認する」にチェックを入れておくと、怪しいアプリの場合に警告が出るみたいですね。
多分、こういったアプリはGoogle Playのアプリをインストールしたあと、そのアプリがGoogle Playの外のアプリを紹介してダウンロード、インストールさせるのだろうと思います。
「セキュリティ」の「提供元不明のアプリ」のチェックを外しておけばそのようなアプリはインストールできなくなります。
これから日本でも流行るかも知れないので覚えておきましょう。