盗聴発見器を手に入れたので試してみた。やはり盗聴器を発見するなら・・・
上のものと同じ型の盗聴発見器を手に入れた。
伸ばすことができるアンテナがあり、電波を感知した場合に音で知らせるモードとバイブレーションで知らせるモードに切り替えることができる。
背面にLEDがついており、これを光らせながら窓を除くことによって部屋に仕掛けられた盗撮用カメラのレンズの反射を捉えることができる機能もある。
値段の割に多機能だ。
試してみた。
結果はあまり良いものではなかった。
WiFi無線LANルータやタブレットにべったりくっつけると反応がある程度で少し離れると全く反応がないのだ。
無線LANルータは家中の端末と電波で通信しているのに、これが接触させるくらい近づけないと反応しないのでは、部屋の中の盗聴器を発見するのは無理だろう。
すでに目星をつけていて、怪しい箇所、例えばコンセントなどに盗聴発見器を接触させれば見つけられるかも知れない。
しかし、壁の外や家の通風口などに仕掛けられた場合、つまり内部に入れない人が行うような取り付け方をした盗聴器は見つけられそうもない。
安物買いの銭失いになるのでおすすめしない。
やはり、マルチバンドレシーバー(広帯域受信機)を買うほうが良いのではないだろうか。
先日書いたように、電波を出して妨害するタイプの盗聴妨害機は手に入りにくくなった。
それに加えて盗聴妨害機は当然ながら電気を消費する。
電波式はかなりの消費量になるだろう。
盗聴器によっては家の電気を電源として動作しているものもあり電気も盗まれている。
盗まれている電気に加えて、盗聴妨害機で電気を消費するのは納得がいかないだろう。
取り外せれば取り外したほうが良いのである。
発見や取り外しにも出費がいるので結局は理不尽なのであるがそれは致し方ない。
マルチバンドレシーバー(広帯域受信機)はプライベートな周波数帯が受信できないものがあるので安いものは、やすいものは買わないほうが良いし、商品説明をチェックするべきである。
良さそうなものは少し古いが2種あった。
古い分、使い方や改造方法などの情報がネット上にたくさんある。
これは重要だと思う。
こういうものは使いこなすが難しいからだ。
どちらも盗聴発見機能がある。
受信範囲も0.1~1300MHzと広い。
現在ではもしかするとこれよりも高い周波数を使う盗聴器もあるかも知れないがとりあえずこれで調べてみるのが良いのではないだろうか。