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Puppy LinuxのFirefoxがクラッシュする問題の解決法

Puppy Linux(TahrPuP)でFirefoxを使っていたら、何かを保存しようとすると時々クラッシュして落ちていました。

しばらくは標準でインストールされているPalemoonやChromiumを使っていたのですが、気になったのでちょっと調べて見ました。

保存するファイルの種類によってクラッシュしたりしなかったりしていたことや、ダウンロード場所の設定を変更しようとすると落ちるので、ファイル選択画面を表示しようとするとクラッシュするのだとわかりました。

端末からFirefoxを起動して上記の操作をすると

GLib-GIO-ERROR **: Settings schema 'org.gtk.Settings.FileChooser' is not installed

が出ました。

/usr/share/glib-2.0/schemas/org.gtk.Settings.FileChooser.gschema.xmlというファイルがあるので大丈夫かと思っていたのですがどうやら動いていないようです。

Puppy Linux Discussion Forum :: View topic - guvcview GLib-GIO-ERROR [SOLVED]

glib-compile-schemas /usr/share/glib-2.0/schemas

というようなことが書いてあったのでやってみたのですが変わらず。

どうやらそこスレッドにあるリンク先の別のスレッド

Puppy Linux Discussion Forum :: View topic - Precise Puppy RC2, October 20, 2012

に書かれてあるのが答えのようです。

Gsetting-desktop-schemas were not activated just by installing them. So...they needed some app to activate them.

ファイルはあるのですが、どうやら有効になっていないらしいです。

2012年のものでちょっと古いのが気になりましたがそこにリンクされているgsettings-schemas-fix-0.0.1.petをダウンロードしてインストールして見ました。

すると問題はなくなりました。

org.gtk.Settings.FileChooser.gschema.xmlそのものの問題ではなかったようですね。

ただ、ファイルの多くが2012年のものに戻ってしまったのがちょっと気になったのでアンインストールして、パッケージマネージャか何かで対処できないかなと思いました。

とりあえずアンインストールしてみたところ、動作は問題ありませんでした。

ファイルもインストール前のものに戻っていました。

やっぱりglib-compile-schemasの実行が解決の本質だったのかもしれません。

インストールしたpetパッケージはUbuntu 12.04 Precise時代のものなので無ければ無いほうがようですよね。

とりあえずこれで様子見です。