現在の防犯カメラは小さいとは限らない
先日、警察24時みたいな番組を見たら、何度も空き巣被害にあっている人が防犯カメラを設置して犯罪の決定的瞬間を捉えて、警察を動かし、犯人逮捕につなげた事例を紹介していました。
そこで被害者が使っていたカメラはこういったものでした。
【防犯用】 【超小型カメラ】 【 ¥16,800(税込) ●スパイダーズXこだわりの新開発・つなぎ目のない両面アルミボディ!●薄型でつなぎ目がないからポケットやバックに収納しやすく携帯に便利!●動画サイズはフルハイビジョン1080P!しかも約3時間の長時間稼働!●人気の充電器タイプ。しかも実際に外部機器に充電もできる… |
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ポータブルHDDやモバイルバッテリーに模したカメラです。
以前はこのような形のメカメカしいものを持っている人は少なかったので、この形だと目立ってしまいます。
数年前まではとにかく小型化して、バッグや手荷物、服、置物などに忍ばせられるものが一般的だったと思います。
しかし、現在では仕事でパソコンを使う人は珍しくなく、プライベートはともかく仕事ではデータを移動するためにポータブルHDDを持っている人も少なくないようです。
SDカードだと取り外しの仕方がまずいとデータが読み込めなくなってしまいますから、HDDの方が良いのです。
また、皆さんご存知の通り、スマホ・タブレットはバッテリーの持ちが悪い(それだけ常に利用しているということでもあるのですが)ので、モバイルバッテリーを持ち歩いている人も多いです。
ですから、今では必ずしも小型のカメラは必要ないのですね。
さらにUSB端子やLEDランプがあっても不思議ではなく、これは読み取りや照明用に利用することもできるのでしょう。
さらに周辺にちょっとした孔があっても目立ちませんからね。
小型化しなくても良いということは安価に作ることができるだけ無く、機能を高めることもできますね。
モバイルバッテリーに偽装するわけですから、内部にバッテリーを内蔵することが可能ですから電源コードなしに長時間の録画ができます。
また高画質の録画も可能になるでしょう。
上のカメラがどうかはわかりませんが、LED(窓)がHDDのアクセスランプだけでなく赤外線照明の役割も果していれば、夜間の撮影も可能です。
生活の風景が変わるということはこういったところにも変化をもたらすのだと少し感心しました。
これは赤外線で動くセンサが搭載されているそうです。