あれこれ備忘録@はてなブログ

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社交的であるべきという強迫観念を持っている人、それに苦しんでいる人に見て欲しいTED動画 スーザン・ケイン 「内向的な人が秘めている力」

www.ringobiyori.com

2人の娘さんについての話題がメインになっていますが、以前はときどき思い出話もありました。

私はそちらの話も好きです。

見ている人はお子さんたちの話が楽しみだとは思いますが、変に気負う事無く自由なテーマで気楽にブログ記事を書いていってほしいと思います。

上の記事で、図書室ばかり通う子供時代のひーたむさんを先生が心配したくだりがありますね。

ブコメでもそれについての言及があります。

私はこれを見ていて、TEDの動画を思い出しました。

スーザン・ケイン 「内向的な人が秘めている力」 | TED Talk | TED.com

“introverts"は日本語の内向的という言葉とは少し違うらしいですし、そもそも内向的という言葉は内気とは意味が異なるそうです。

しかし、アメリカでも非社交的でと評価されるなど、否定的に捉えられたり、あまり良くない評価をされることが多いとのことです。

そういう偏見があるけれども・・・というのがこのTEDでの講演のテーマなのです。

静かで内向的なのは正しくない もっと外向的な人間として認められるよう 努力すべきだというメッセージを いつも受け取っていました そして心の中で そんなの間違っている 内向的なことに— 悪いことなんてないのにと感じていました でもそういう直感をずっと押し殺していて こともあろうに金融街の弁護士になりました ずっとなりたかった作家ではなく・・・ 自分だって大胆さや自信を持って行動できると 証明したかったというのもあると思います そして賑やかなバーによく出かけました 本当は友達と落ち着いて食事したい気分のときでも・・・ そういう自己否定的な選択を ほとんど反射的にしていて 自分ではそんな選択をしていると気づいてもいませんでした

欧米は自己主張が強い人が多いと言われますし、そういう人たちの中で渡り歩いていくためには自分自身も社交的で自己表現が巧みでタフでなければならないプレッシャーがあるのかも知れませんね。

もっとも重要な組織である 学校や職場が 外向的な人向けに作られており 外向的な人に合った刺激に満ちているのです さらに今の世の中に行き渡っている ある種の信念体系があって 「新集団思考」と私は呼んでいますが 創造性や生産性はもっぱら 何か社交的な場から生まれるのだと考えられています

日本も近年は欧米化で、個性が大事であるとか自己主張ができなければいけないという風潮がありますね。

そして、ルールを作る側にいる人たちは大抵、そのような人たちなので社会や、企業、学校などの組織はそういった人たちに都合の良いように作られています。

日本の場合はその割に都合の良い所だけ組織のルールに従うように求められていて、その板挟みに苦しんでいる人たちが多いような気がしますが。

私が言いたいのは 社会として両者をもっとうまく バランスさせる必要があるということです 陰と陽のように両方必要なのです これは特に創造性とか 生産性といった面で重要になります 極めて創造的な人々の人生を 心理学者が研究したところ 彼らはアイデアを交換し 発展させることに 優れている一方で 非常に強い内向的な面を持つことが分かったのです

内向的なリーダーの方が良い結果を生むという研究結果があり、歴史上の偉大なリーダーや、有名な作家には内向的な人がいたとスーザン・ケインは言います。

アップルの共同創業者であるスティーブ・ウォズニアックもその一人であるとも言っています。

外交的な人たちだけに有利な社会を作ることは、内向的な人たちの能力をそぐもので社会にとってもマイナスであると彼女は主張しているのです。

では、どうしてそのような社会になったのかということについて、彼女は歴史的な変遷を踏まえて考察しています。

それは動画を見てもらうとして、ともかく「考えるよりもまず行動しろ」とか「動きながら考える」と言ったある種、直情的な人の方が好まれるようになったそうです。

確かにそれが日本でも伝わってきているから、このような表現を私でも知っているということなのでしょう。

共同作業はあって良いし、協力することも必要だけれども、だとすればその場合のルールは内向的な人たちにとっても好ましいものであったほうが結果的にプラスになりやすいのではないか?というのが彼女の考えです。

内向的な人たちの問題の取り組み方、時に孤独になって考えを深めるようなやり方を認めた上で、意見や考えを出し合って協力したほうがより良い結果が得られるというのです。

最近内向性についての本を出したんですが 書くのに7年かかりました 私にとってその7年は至福の時でした ひたすら読書し 書き 考え 調査する 祖父が書斎で1人過ごしたのと 同じ時を私も過ごしたのです

この本ですね。

彼女は内向的であることを否定的に捉える社会と異を唱え、内向的である自分を積極的に受け入れることでとうとう夢であった作家になったのでした。

外交的な人たちだけを評価するアメリカ社会に疑問を投げかけ、内向的な人たちを勇気づける活動を彼女は続けているようです。

彼女の活動が実を結ぶと良いと思います。

日本の場合は同調圧力がすごいのは変わらず、世間や組織などの集団が求めるものが変わっているだけなので、より一層問題は複雑なのだと思います。

個性や自己主張ができて物怖じせず外交的であることを求めていながら、ある事柄についてや、ある一線を超えたところに、急に集団の論理が働きますからね。

日本はもう少し個人の生き方に寛容になってもらいたいと思います。

おまけ

最近の教室はどんな風でしょう? 私が子どもの頃は 机が縦横に並べられていて ほとんどの作業を 個人個人で 自律的にやっていました でも近頃の教室では 4人から7人ごとの島になっていて 子どもたちは無数のグループ作業を 次から次へとこなしています 思考力を単独飛行させて挑むべき 数学や作文でさえその調子で 子どもたちは委員会のように振る舞うことを期待されています 単独行動したり 1人で作業するのが好きな子は はみ出し者とか さらには 悪くすると 問題児と見られてしまいます 教師のほとんどは 理想的な生徒は内向的でなく 外向的なものだと思っています 実際には内向的な方が成績が良く 知識があるにも関わらず・・・ 調査結果によるとそうなんです (笑)

同じことが職場についても言えます 多くの人が壁のない開放的なオフィスで 仕事をしています 絶えず雑音や 他人の視線にさらされています そしてリーダーシップが必要な役職からは 内向的な人はいつも除外されています 内向的な人は注意深く 危険すぎる– リスクは避けるという長所があるのに もっとも近頃では大きなリスクを取るのが好まれているみたいですけど・・・ ウォートン経営大学院のアダム・グラントが興味深い研究をしています 内向的なリーダーは外向的なリーダーよりも 良い結果を生むことが多いというのです 内向的なリーダーは 積極的なメンバーが アイデアを出して活躍できるようにさせる一方 外向的なリーダーは 気づかぬうちに 何でも自分で仕切ることに 夢中になって 他の人のアイデアがなかなか 活かされないようにしてしまうのです

オープンオフィスの欠点を克服|日経アーキテクチュア

「オープンプランオフィス」の問題点を解決する新しいアイデア – カスペルスキー公式ブログ

仕切りのないオフィスは生産性を下げて健康や精神に悪影響を与えることが判明 - GIGAZINE

日本人よりも社交的な人たちの多い欧米では、個人のデスクの周りにパーテーションがあるオフィスが珍しくないのに、人の目が気になったりプライバシーをより重要視する日本のオフィスはオープンオフィスタイプがほとんどなのはどうしてなのでしょうか?

私は周囲の視線がとても気になって集中できなくなります。

オフィス環境だけでも見なおすだけで随分と労働環境は改善されるのかも知れませんよ。

追記

バズったのでその感想を書きました。

arekorebibouroku.hateblo.jp