あれこれ備忘録@はてなブログ

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AMD/ATIのグラフィックボード、APUの人はUbuntu16.04へのアップグレードは待ったほうがいいかも

www.omgubuntu.co.uk

www.gamingonlinux.com

http://www.phoronix.com/scan.php?page=news_item&px=AMD-Blob-Server-1.18www.phoronix.com

http://www.phoronix.com/scan.php?page=news_item&px=Ubuntu-16.04-Dropping-fglrxwww.phoronix.com

http://www.phoronix.com/scan.php?page=article&item=ubuntu-1604-amd&num=1www.phoronix.com

Ubuntu16.04では、APTでAMD/ATI用のプロプライエタリのドライバfglrxをインストールすることができなくなるそうです。

だったら、AMDのサイトからドライバをダウンロードしてコンパイル、インストールすれば良いのかというとそうもいかないようです。

ドライバはX.Org Server 1.18をサポートしないことが理由です。

オープンソースのドライバを使うことになりそうですが、まだまだ性能的にプロプライエタリのドライバには及ばないようで、3Dのゲームなどが遅い、きちんと表示されない、遊ぶ事自体ができないなどの問題があるようです。

そもそも、AMDが公式にサポートしているUbuntuのバージョンが12.04だという記述もあります。

となると、これまではUbuntuがサポートしてきたようなものということになるのでしょうか。

ゲームをしない人は良いかも知れませんが、WebGLやデスクトップの画面効果など3D機能を使う場面はパソコンを使っていると避けられなくなってきています。

オープンソースのドライバはまだ荒削りだったり発展途上なので、場合によってはアップグレードした結果、パフォーマンスが悪くなり、使いづらくなることも十分ありうるのです。

特にUnityはハードウェアアクセラレーションが必要ですから、オープンソースのドライバがうまくマシンに合っていなければ、前のバージョンよりも重くて使いづらいということも起こるだろうと思います。

AMD/ATIのグラフィックボード、APUのユーザは、しばらくの間はUbuntuのアップグレードは見送ったほうが良いのかも知れませんね。

蛇足 多くのLinuxユーザはNVidiaを使っているので影響がないみたいなことも書かれていましたが、本当でしょうかね?