個人情報がどこからでもダダ漏れの時代
この例では電子マネーの申し込みですが、コンビニなどの店でポイントカードや公共料金の払込など個人情報を書き込んだり、書かれた書類を提出する機会が増えています。
店員に高い倫理観が求められますが、正社員でもなくやめたくなったらすぐに辞められるバイトにそこまでの高い意識を求めることも酷ですし、しようとしても無理でしょう。
こういうものは利用しないように対策する人もいると思いますが、それで避けられるのかも疑問です。
地方だと名前や住所は最初から知られているようなものなので、気にする必要も無いのかも知れませんが、税金や公共料金の金額から収入状況を窺い知ることはできます。
倫理意識は昔から低い人は低かったようで、銀行員や郵便局員が個人の貯金・預金額を他人に話したりしたことはあったようです。
しかし、インターネットの時代にはその広がりの範囲やスピードが全く異なりますよね。
この事件を起こしたコンビニ店員も名前と住所からFacebookを見つけて接触しています。
噂好きの人間の本質的な性質と、ネットが組み合わされた時に起きる個人の被害は、ネット以前とは比べ物にならないのではないでしょうか?
海外でも、ネットいじめや監視社会の問題は深刻になっているようで関心が高く、ニュースやテレビ番組で定期的に取り上げられているようです。
マイナンバーとポイントや電子マネーを組み合わせるという構想もあるそうですが、そうなるとマイナンバーカードを紛失しても、番号が漏れるだけでは何も不都合はないという説明は通用しなくなります。
一体どうすればこういったことから自分を守れるようになるのでしょう。
守ろうと思う人は守れるような手段は提供されるべきですし、その権利は保証されるべきだと思うのですが。
監視社会はすでにきているのですね