ドクター中松 特別番組 イグ・ノーベル賞 知の競演
以前、録画したものを見ました。
ちょうどドクター中松氏のことがニュースになったので記事にしようと思います。
今年、7月に東大で行われた講演です。
彼は、去年、ガンが見つかり余命2年、今年の12月あたりまでしか生きられないと宣告されたそうです。
そこで彼は余命に打ち勝つために発明でガンに立ち向かうことにしたそうです。
DNT(Dr.Nakamatsu Therapy)という銘打ち、ガンに打ち勝つ10ヶ条を作ったそうです。
DNT-1 The Song-encourage Spirit of beating Cancer
ガンに打ち勝つホルモンのようなものが脳の刺激によって出るのでそれを喚起するCDを作ったそうです。
歌の内容は、多くの人の心を鼓舞するというよりは、発明によって癌を克服するぞ!という自分自身を鼓舞する性格が強く、あとは下に紹介する体に良い食品などの紹介になっていました。
DNT-2 The Spirit-emotioned Health beating Cancer
これは死生学や看護学でも取り上げられる話ですが、キューブラー・ロスの死への5段階のプロセスで語られるように、末期の癌患者はガンを受け入れるまでに否認と絶望の段階を経ます。
その間に自殺してしまう人までいます。
そのような心を鼓舞する言葉を集めた本をドクター中松氏は書きました。
DNT-3 The Drink of beating Cancer
このあたりからドクター中松氏らしい、いい意味での怪しさが出てきます。
飲んで健康になる飲み物を開発します。
残念なことにアマゾンには商品がありませんでしたが、「ガンガンドリンク」という名前の商品です。
含まれる健康成分は
- Sea Tangle(昆布)
- Job's Tears(ジュズダマ)
- Korean Ginseng(オタネニンジン、高麗人参)
- Persimmon Leaf(柿の葉)
- Loquat(ビワ)
- Kuma Bamboo(熊笹)
- Mulberry Leaf(桑の葉)
- Ginkgo Leaf(銀杏の葉)
- Naked Barley(裸麦)
- Chinese Guttapercha Leaf(グッタペルカの葉、杜仲の葉)
- Black Soybean(黒大豆)
- Chinese Desert-thron Leaf(クコの葉)
- Mugwolt(よもぎ)
- Dokudami(どくだみ)
- Five-leaf Gingseng(アマチャヅル)
- Beafsteak Plant(しそ)
- Powdered Oyster Shell(牡蠣の殻の粉末)
- Chamaecrista Nomame(はま茶)
- Cassia Semen(ケツメイシ)
- Soybean(大豆)
これらの健康食品をアマゾンで買う方はこちらをクリック
DNT-4 The Meal of beating Cancer
これは体に良い食べ物、悪い食べ物を選んで食べましょうということです。
特にガンになるとこれまで健康に良い効果があった食べ物があまり良くない効果を持つことになるそうです。
その代表格は人参なのだそうです。
DNT-5 The Taste of beating Cancer
上のようなことがあって、ガンになると食事制限があり、味気ない食事が多くなるので、それを克服するためのふりかけを開発したそうです。
内訳は
- White Embryo(小麦胚芽)
- White Sesame(白ゴマ)
- Skipjack Tuna(かつお)
- Unpolished Rice Embryo(玄米胚芽)
- Black Sesame(黒ゴマ)
- Sardine(いわし)
- Baked Laver(焼き海苔)
- Green Laver(青のり)
- Soy Sauce(醤油)
- Red Perilla(赤じそ)
- Natural Salt(天然塩、精製塩無い塩)
- Miso(味噌)
- Shiitake Mashroom(しいたけ)
- Foxtail Millet(アワ)
- Millet(キビ)
- Job's Tears(ジュズダマ)
- Rye(ライ麦)
- Black Soybean(黒大豆)
- Soybean(大豆)
- Barley(大麦)
- Beer Yeast(ビール酵母)
- Egg Yolk(卵黄)
- Unpolished Rice(玄米)
- Red Rice(赤米)
- Quirua(キルア)
- Amaranth(アマランサス)
- Pumpkin(かぼちゃ)
- Natural Sugar(漂白していない砂糖)
- Onion(タマネギ)
- Edible Brown Algae(ひじき)
- Carrot(にんじん)
- Cabbage(キャベツ)
- Leek(ネギ)
- Celery(セロリ)
- Green Pepper(ピーマン)
- Garlic(にんにく)
- Ginger(しょうが)
- Sea Weed(海藻)
- Sweet Sake(甘酒)
- Coral Calcium(珊瑚のカルシウム)
- Sea Tangle(昆布)
- Prune(プルーン)
- Grape(ぶどう)
- Mackerel Scad(ムロアジ)
- Aloe(アロエ)
- Mekabu(メカブ)
- Perilla Ocymoides(エゴマ)
- Root Sea Tangle(根昆布)
- Agar(寒天)
- Red Pepper(唐辛子)
- Ume(梅)
- Yoshino Kuzu(吉野葛)
- Dust Tea(粉茶)
- Wheat Bran(小麦ふすま)
です。
体に良さそうなものばかりですね。
飲み物と重複しているものがあります。
DNT-6 The Way of Eating of beating Cancer
食べる順番が大事らしいです。
ごぼうから先に食べるなどです。
理由は語られませんでした。
DNT-7 The Supplement of beating Cancer
サプリメントもあるらしいですよ。
商品は紹介されていませんでしたが、多分、DNT-3,DNT-4と同じようなものでしょう。
DNT-8 The Excercise of beating Canser
ジムで体を鍛えてました。
アントニオ猪木氏よりも重いものを持ち上げられると言っていましたが、さすがに5トンということはないでしょう(笑)
DNT-9 The Aqua Method of beating Cancer
水泳やプールでのエクササイズもガンには有効らしいです。
DNT-10 The Robot of beating Cancer
セレブレックスという長寿マシンをすでにドクター中松氏は発明していましたが、それに癌に対抗する効果も加えたものを作ったようですね。
ドクター中松氏は来年まで生きられれば、余命を打ち破ったことになると考えているようです。
上のニュースを読む限りでは、本人の考えに反して、来年の正月は迎えられそうな気がします。
一日でも長く生きて欲しいですね。