非力マシンにLinuxをインストールして使うとWindowsよりも軽いが・・・
Windows10のサポートが終了して、古いマシンにLinuxディストリビューションをインストールして使う人が少しだが増えているらしい。
Windows11に無理やりアップグレードして使うという方法もあることはある。実際、ボクも持っているノートパソコンにWin11をインストールしてみた。
しかし、動作がかなり重いので常用はあきらめた。Rufusを使うときなどどうしてもWindowsを使わないといけないときのために消さずにそのまま残してある。
CPUが非力なのも動作が遅くなる原因になるが、メモリが少ないのでWindows11ではスワップが発生して遅くなっているようだ。
その上、ストレージがSSDではなくHDDなのでさらに遅くなっている。
Linuxの場合、大抵のディストリビューションではメモリ使用量はWindowsより少なく、今、このブログを書いているノートパソコンでは8GBのうちの2.4GBほどしか使われていない。
それでも、アプリケーションの起動に時間がかかったり、ブラウザでたくさんタブを開いたり、大きなデータを読み込もうとすればメモリを消費するだろう。
そんなときにインストールしていると少しは動作がマシになると思われるソフトウェアを紹介する。
よく使うアプリケーションを事前に読み込んでおくソフトウェア Preload
Preload(プリロード)は、よく使うアプリケーションを学習して、起動したあとパソコンの負荷に余裕がある場合に予めアプリの起動に必要なファイルなどをメモリに読み込んでおくという仕組みのようだ。
Debian/Ubuntu系ディストリビューションでは以下のコマンドでインストールする
sudo apt install preload
メモリ上のデータを圧縮して退避する ZRAM
通常、メモリがたくさん消費された場合には、メモリのデータの一部をストレージに一時、退避して、必要になったらまたメモリに読み込むということをしている。
これをスワップ(スワッピング)という。
この仕組みでメモリがあふれることがなくなるが、ストレージはメモリよりも読み出し書き込みが遅いので、その分動作が遅くなってしまう。
ZRAMはメモリ上のデータを圧縮してメモリ上に置くことでスワップを減らし、動作の高速化を図るものである。
Debian/Ubuntuでの導入方法
sudo apt install zram-tools
または
sudo apt install zram-config
どちらでもインストールしたあと再起動すると/dev/zram0というスワップ領域ができて、有効になる。
/etc/default/zramswapや/etc/sysctl.confに設定を書くという記事もあるが、初心者なら何もしなくてもデフォルトの状態で良いのではないかと思われる。
また、systemd-zram-generatorを使う方法もある。
sudo apt install systemd-zram-generator systemctl daemon-reload systemctl start /dev/zram0
おわりに
Linuxの場合、インターネットでWeb閲覧とか、簡単な文書を作成する程度であれば、それほどメモリを使わないので上に書いたものをインストールしなくてもそれなりに軽く動くことが多い。
できるだけ、軽快に動作させることにこだわりがある人が試してみると良いと思う。