Debianベースでありながら、軽量で高速なLinuxディストリビューションがantiX Linuxである。
似た名前のものに、Artix Linuxというのがあるが、あちらはArch Linuxベースである。
上のサイトの「Download」からダウンロードしてほしい。
できれば、日本のサーバーからダウンロードすると早くて良いはずだ。
理研はNot Foundだった。
CoreとFullがあるが、よほど小さいサイズのものが必要でない限りはFullでいいだろう。
isoファイルをダウンロードできたら、VirtualBoxにセットして起動時に読み込まれるようにする。
VirtualBoxの使い方は他のサイトに譲るが、LinuxではAMDのCPUの場合、エラーが出ることがあるので、VirtualBoxを起動する前に
sudo rmmod kvm kvm_amd
を実行しておく。
起動できたら以下のような画面が出ると思う。

古いマシンの場合には「Use Legacy Kernel」を選択すれば良いかもしれない。
通常は「Use Modern Kernel」を選択で良いだろう。
次にいろいろな選択肢が出るが「Normal Boot」で良いと思う。
起動時の様子はこちら。

メモリ消費量が300MBを下回る。
かなり軽いディストリビューションであることがわかる。
デスクトップにある「Install antiX」を起動するとインストーラーが起動する。
ダブルクリックではなくシングルクリックなので注意。
あとは画面の手順に従えば、インストールできるはずである。
インストール段階でZRAMの設定もできるのが親切で良い。
問題は日本語環境である。
インストーラーでメニューを日本語にして、キーボードレイアウトやタイムゾーンなどを日本にすることができ、そうするとインストールしたあと、メニューは日本語になっているはずだが、日本語入力はできない。
以下のサイトの記事を参考にして日本語入力環境を作る。
普通にaptでfcitx5-mozc関連をインストールしただけではダメなのである。
ibusもインストールする必要があるなど少し面倒だがやってみる。
終わったら、ログアウトしてログインし直すと日本語入力できるようになっているはずである。
2026/04/08 追記
何だかそのままではダメで、スタートメニューの「アプリケーション」の「設定」の「Fcitx5設定」を起動するとDbusに接続されていないのでFcitx5を起動するか聞かれる。
起動ボタンを押すと新たにFcitx5が起動し、日本語入力が使えるようになる。
Fcitx5はあきらめて、ibusにしたほうが良いかもしれない。
追記終わり
2026/04/08 さらに追記
ibusでもFirefoxに日本語入力ができなかったので、上のサイトの記事を参考にしてFcitx5ではなくFcitxをインストールしなおした。
なお、パッケージマネージャは「アプリケーション」「システムツール」ではなく、「コントロールセンター」を開いて「ソフトウェア」という項目にある。

「言語」を選んでプルダウンすると、言語一覧が出る。

ここで
Japanese_Font
Japanese_Input_fcitx
にチェックを入れて「インストール」ボタンを押す。
しばらく待ってインストールが完了する。
終わったらウィンドウを閉じて、コントロールセンターのウィンドウの「セッション」を「ユーザーのデスクトップセッション」と書いてあるところの左のロケットのアイコンのボタンを押す。
エディタが起動するので、startupというファイルの一番下に
fcitx-autostart &
を追加する。
ログアウトして、再度ログインすると日本語入力できるはずである。
追記終わり

日本語入力ができるようになっている証拠に右下のタスクバーにMozcのアイコンが表示されている。
日本語入力環境を作ったあとにはメモリ使用量が400MBを超えており、結構なサイズアップをしている。
それでも1GB切っているのだから軽いディストリビューションと言えるだろう。
しかし、LibreOfficeやVLCなどをインストールしても軽いままなのかどうかはわからない。
また、Mozcのようにaptでインストールしただけで動くかどうかもわからない。
軽いが結構、クセのあるディストリビューションである。
興味のある人は挑戦してみてほしい。
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