NHKスペシャル シリーズ キラーストレス 第1回 見ました
最初の10分くらい見逃しました。
ストレスを受けると自律神経の働きで心臓の鼓動が早く激しくなるが、同時に副腎から放出されるストレスホルモン、コルチゾールが冠動脈がキュッと収縮させて血管が狭くなってしまう。
この2つの相反するとも言える現象が、心臓発作などの原因になりうるそうです。
がんなどにもなりやすくなるとのこと。
また、動脈硬化の原因となる厚くなった血管の壁面やプラークなどに細菌が潜んでいることは知られていました。
それらは普段はさほど悪さはせずに潜伏していたり、そのうち免疫系が排除してくれるそうですが、ストレスがかかると血中に鉄分が増え、それによって血管の壁の中の細菌が増え、それが細胞膜を破壊してしまうそうです。
口中に普通に居る細菌が、場合によっては血管が破れてしまうほどの危険な状況を作り出してしまう可能性があるそうです。
そのほか、アレルギーやうつ病などの原因にもストレスが関係しているというのは、良く知られています。
高いストレスにさらされた状態が続くと血糖値のコントロールも出来なくなってくるそうです。
ストレスを測るテストが紹介されていました。
若干、点数が違いますが、面白いのは「収入の増加」といった嬉しいばかりでストレスとは関係のなさそうな項目も低い点数ながらストレスとして数え上げられていることですね。
番組では、ストレスに対する体の過剰な反応を抑える方法が紹介されていました。
アメリカ心理学会は5つの対策を勧めています。
1)ストレスの原因を避ける
2)運動
3)笑う
4)サポートを得る
5)マインドフルネス
です。
それは運動と瞑想です。
まさにはてなのxevra先生の恒例のコメントの通りでした。
第一回では、運動についてのみ紹介されていました。
定期的な運動を行うことによって、マウスの延髄で神経細胞の樹状突起の数が少なくなり、扁桃体がストレスに反応したとしてもそれが体の自律神経へ伝わるのを抑制する可能性が示されたそうです。
話ができる程度の軽めよりはちょっときついくらいの運動で良いようです。
やっぱり、運動しなきゃダメか、と素直に思いました。
瞑想については、明日、放送の第二回で紹介されるとのことです。
瞑想とどちらが効果が高いのか、どちらが確実に効果があるのか、どちらが続けやすいか、気になります。
どちらもやれば一番良いのでしょうけどね・・・
関連記事