あれこれ備忘録@はてなブログ

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周りのことを考えず、自分の欲望に正直な人が幸せになれる

姉の妹虐めの原因が分かった

音楽が好きだったのを隠していたことの裏返しではなくて、音大へ行くのにお金がかかるとか将来が不安定になると親に迷惑を掛けるということを考えてしまう姉に対して、自分の欲望にのみ関心がある妹への複雑な感情

2016/01/06 22:44

b.hatena.ne.jp

 

未だにスターがつきます。

 

まさにこれはこの前、テレビ番組で紹介されていた「ゲスな女」というものですね。

 

 常にマイペースで、女性の場合は特に適度に甘えられ、いただきものはしてもお返しをしなければとは思わない、自分は大丈夫という根拠のない自信があるなどなどの特徴のある女性を「ゲスな女」と心屋仁之助氏は名付けたとのこと。

 

シンデレラはボロを着ているのに、舞踏会に行きたいなどと考える。

 

願いはかなって綺麗なドレスは着られたとは言え、遠慮せずに王子と踊ることができるその腹の座り具合。

 

ガラスの靴を履ける女性を探している王子の一行の前に、以前のようなボロを着たまま進み出る面の皮の厚さ。

 

そのゲスさ故にシンデレラは幸せになれたのでは?と心屋仁之助氏は考えたようです。

 

 

たしか、シンデレラはもともとお嬢様で連れ子同士の再婚をしたら、父親が死んでしまい、継母とその子供に財産を奪われ、奴隷扱いされていたのではなかったかと思います。

 

とすると、もともとは上流階級のお嬢様だったわけで、舞踏会に憧れるのも不思議ではありません。

 

また、王子と踊ったり、ガラスの靴の持ち主として名乗りでるのも、自分の家の再興を考えての事だったと考えれば、ゲスだったからではないのかも知れません。

 

シンデレラはともかく、自分にどこまでも正直なゲスな女が上の増田記事の妹だったのかも知れません。

 

前にも書いたかも知れませんが、「ゲス」に生きられない人は第一子に多いのではないでしょうか?

 

心屋仁之助氏によるとこういう人は行動規範が他人の評価にあって、恐怖に基づいて行動しているのだそうです。

 

私はとてもよくわかります。

 

こういう考えの人からすると「ゲスな人」は羨ましいというよりも、妬ましいのですよね。

 

小さな迷惑をしばしば被ることになるのも気に入りません。

 

しかし、のちのちそういう自分が他人に大きな迷惑をかけることになるのです。

 

悔しいですが、それが真理なのかも知れません。

 

昔は、第一子は家業を継ぎ、ゲス要素がある第二子以降は家を出ていき、自分で生業を見つけて人生を切り開いていかなければならなかったので、バランスがとれていたのでしょうね。

 

しかし、それが通用しなくなった現在でも、そういう人達の生きられる場所や機会も残しておいてほしいものです。

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とても注目を集めているアドラーの本です。