胎教に根拠はあるのか結論は出た?
姉妹の好きな食べ物の違いって、お腹にいた頃よく母親が食べたものに関係してるのだろうか - リンゴ日和。
食べた時に幸せホルモンみたいなものが出て、お腹の子供に影響があれば、ありうるかも知れない。
2015/12/11 16:15
このブログ記事を読んで、私はこれを思い出しました。
ほのぼのとした話に対して不適切なのですが、異常犯罪者の脳機能が通常の人と異なる理由の一つ、つまり異常犯罪に走る理由の一つとして考えられているものに、胎児の頃の環境があるらしいのです。
幸せホルモンの一つであるセロトニンが何らかの理由で高い状態にさらされている胎児はその状態になれてしまい、生まれてから通常の人が感じるような幸せな状況では満足できないようになってしまうのではないか?
それゆえに、より興奮や快感を感じる状況に身を置こうとするのではないか?
その一つの形がシリアルキラーなどの異常犯罪である、という仮説です。
このジェームズ・ファロン氏は私が好きなクリミナルマインドにゲスト出演しています。
クリミナル・マインド:S5E08 『Outfoxed/蘇ったキツネ』: いつも上天気 ~It's Always Fair Weather~
それが成り立つとなると、お腹の中にいるときに親がどのような生活をしていたか、どのような体質であったかが子供の性格に関係してくるとも言えるのではないでしょうか?
異常犯罪に走るほど極端な形でそのような理屈が成り立つなら、より小さな性格の特徴などはもっと関係しそうなものです。
性格ではありませんが、体質という意味ではすでに示されているものがあります。
妊娠中に太りたくないということでダイエットしていた母親の胎児は低栄養状態に体を慣らしてしまうため、生まれてから太りやすく、糖尿病や心臓病になりやすいという研究結果があるそうです。
こういう意味では胎教に根拠があると言えるのではないでしょうか?
しかし、意味合いは少し違っていて、例えばモーツァルトを聞かせるという胎教に意味があるとすれば、モーツァルトの曲を子供が聞くことで何らかの効果があるのではなく、曲を母親が聞くことによる効果が子供にも何らかの影響を与えるということなのでしょう。
その理屈が正しいとすれば、お腹にヘッドホンを当ててお腹の子供にだけモーツァルトを聞かせ、母親自身は曲を聞かないのでは意味がないということです。
本当に元の記事に対して失礼な感じがする話題ですが、そんなことを考えてしまいました。
おまけ
女の子の場合、脳に関してこのような話もあります。