精神疾患、メンヘラの人は瞑想よりもまず脳トレしよう
はてなではxebra氏の影響か瞑想ばかり注目されているような印象があります。
しかし、うつ病や慢性疲労症候群、パニック障害などの精神疾患や統合失調症になって休学・休職したり、学校や会社をやめてしまった人は、瞑想も大事でしょうが、まずは頭をそれ以上衰えさせないために脳トレをしましょう。
特にうつ病などではすでに脳の機能が衰えているので、はっきり言ってかなりつらいです。
統合失調症でも疲れやすさや集中力が続かない、意欲がわかないといった症状があるので難しいです。
しかし、やらないとますますひどくなります。
SSRIなど一部の薬に海馬を大きくするなど脳細胞が増えるという研究結果がありますが、ほとんどの場合、薬を使うと頭がぼんやりして考えることができなくなるため、結果として脳機能は衰えると思います。
抗精神病薬による脳への負の影響。その1 灰白質への影響。 : 場末P科病院の精神科医のblog
統合失調症に至っては、何もしなくても脳の灰白質がどんどんと失われていくそうです。
白質の減少には薬が効果を発揮する場合もあるようですが、多くの場合、使っても使わなくても減るらしいです。
脳トレで特に鍛えられるという前頭葉は、ここが衰えると集中力や粘りや気力、衝動を抑えると言ったことができなくなってくるそうです。
高齢者のご近所トラブルや万引の背景にはこれがあるという指摘もあるようです。
病気のストレスや周囲のストレスがあったときに、ますます耐えられなくなり、汚い言葉を衝動的に口にしてしまったり、物に当ってしまったりしてしまうようになるかも知れません。
大人になってからでも脳細胞を育てることができる、「神経新生」のメカニズムを科学者が解説 - GIGAZINE
上のようなこともあるので、諦めずに続けていくしか無いかも知れません。