先日亡くなったオリバー・サックス氏のTED動画
ちょうど今、NHK Eテレの「スーパープレゼンテーション」で追悼特集をしていたので。
元になったTED動画。
昔、具合が悪くてずっと寝ていた時に、Android端末にTEDのアプリを入れて、ずっと見続けていました。
これも見ました。
『レナードの朝』の映画も見ました。
面白かったですよね。
統合失調症でも、興奮状態やそのあとくる無気力状態が相性のよい薬を飲むことで無くなり、突然、思考がクリアになる状態のことを「レナード効果」と呼ぶ人がいるようです。
色々考えられるようになったり、自分で自己の行動を決定するという普通の人なら当たり前のことが、突然できるようになると、嬉しい半面、自分の置かれている状況の深刻さに気がついて、取り乱したりするそうです。
『レナードの朝』では、精神科病棟に閉じ込めておくことが多かった当時の医療状況を反映するような、自由を求める患者たちの氾濫も描かれていました。
そんな患者たちに訪れる悲しい結末。
とても切ない映画でした。
オリバー・サックス氏は精神科医のようですが、TEDに出てくる症例はどちらかというと脳の器質的な障害による幻覚を体験している患者の話です。
ところで、この記事を書くために動画を見てみたら、Flashの字幕が豆腐になっていました。
設定を見なおしてみます。