あれこれ備忘録@はてなブログ

勉強したことやニュースや出来事を備忘録として書いていきます

このブログには広告が含まれます

Linuxで仮想環境を作る場合、VirtualBoxとVMWare、どちらがいい?

GenyMotionなどのAndroidエミュレータを使っている関係で、VirtualBoxがもともとPCに入っていたのでそちらを主に使っています。

ただ、最近、64bitのOS(主にLinuxディストリビューション)が増えてきて、問題が起きていました。

64bitのOSは基本的にCPUの仮想化機能であるVT-x/AMD-vを有効しなくてはいけませんが、私の持っているPCではそれを有効にしているとKernel Panicを起こして起動できないものが、特にこの1,2年の間に増えてきました。

32bit版がある場合はそれをダウンロードしなおして、VT-x/AMD-vを無効にして使ってみることもありますが、それがない場合はUSBメモリやDVDなどに焼いて試すしかありませんね。

BIOSでも設定しているのですが、どうもうまくいきません。

CPUはVT-x/AMD-vを持ってはいるのですが、一部機種でBIOSにバグがあって仮想化機能が有効にならない場合もあるようです。

怪我の功名で、別のセキュリティ修正がされたBIOSが今年更新されていたのを見つけたので、バージョンアップしてみました。

結果は変わりませんでしたが脆弱性が修正できたから良しとしました。

VirtualBox以外に同じようなソフトウェアがないかなと思ったのですが、VMWareLinux版があるということで、Windows,Ubuntu双方にインストールしてみました。

そうしたら仮想化が効いているのかどうかはわかりませんが、とりあえずこちらではLiveCDのOSを起動することができるようになりました。

しかし、また別の問題があってUbuntuだと何故かゲストOS(仮想環境上で動いているOS)でネットがつながらなかったのです。

せっかくLiveCDが起動できたのに、ネットが使えないのでは意味がありませんので困りました。

chromeos.hexxeh.net版のChromium(クロミウム) OSをVMwareにインストールしてその後、諦めた話(Chromium OSバージョン 28.0.1484.1)

How to install and run Chromium OS on VMware Player

調べてみた所、仮想PCの設定が書かれた設定ファイル、拡張子がvmxとなっているファイルをテキスト編集アプリで開き

ethernet0.virtualDev = "e1000"

を追加すればいいようです。

エンコードなどの問題があって、保存するとうまく起動しなくなる場合もあるので要注意です。

それ以外の説明はVMWareが不親切で最初に仮想PCを設定するときに既存のHDDイメージを指定することができず、常に新たに空のHDDファイルを作らせてしまうせいで、一度全ての設定をした後、空のHDDを消して既存のHDDイメージを指定し直す必要があるためです。

これはエディタで書き換えなくてもGUIメニューからできるので試してみてください。

しばらくこれで様子を見てみます。

VirtualBoxVMWareとどちらがいいんでしょうね?

LinuxだとKVMQEMUを使うほうが一般的だという話もあるのですが、GUIがあまり親切でないしどうもそちらでもVT-x/AMD-vが効かない問題があるんですよね。

どうにかならないでしょうか?