マナーを守らないのは中高年か若者か?
「マナーがなってない」のは中高年の方だ! 「若者擁護」の新聞投書めぐりネットでバトル
とうとう一般的にも認知されて、議論の対象になってきましたね。
以前、記事にしましたが、公共の場での携帯電話の使用は若者に限ったことではないばかりか、中高年のほうが多いのではないかと個人的には思います。
地域によって差があるかも知れませんが。
また挨拶しないというのと、人の気分を害するような行為をするというのとは少し意味がちがいますよね。
抵抗なく挨拶をするが、静かにしなければならないところでうるさくしたり、電話をしていたりするのは、やっぱり迷惑なわけです。
むしろ、こういう人は悪びれずにするわけですからむしろ罪深いのではないかとすら思います。
私は対人関係が苦手なので挨拶がうまくできない方だからそちらを擁護したくなる、ということもあるでしょうが、上のような行動は自分と関係ある人たちには愛想が良いが、そうでない人は関係無いという態度のようにも思えます。
さらに問題なのは、こういう人たちはほんの数年前までは携帯電話やそれを使う人を敵視していた人たちでもあるということです。
自分が使わなかった時には、そのテクノロジーに関わる全てのことを批判していればよかったわけですが、自分がいざそれを手にした時には同じことをしてしまうわけです。
同じことがインターネットに関しても起こっています。
中高年にも携帯、スマホ、PCが普及し、ネットを利用する人が増えています。
それにともなってネット関連のトラブル、つまり詐欺や不正アクセス、ネット銀行の不正振込、ウィルス感染などです。
最近では、業者が「ネットが速くなる」「PCが軽くなる」などと言い、難しい操作は業者がするということで遠隔操作ソフトをインストールさせられ、いつの間にかプロバイダや回線の契約を変更させられていたなどということも起こっています。
ネットやPCを知らない人を食い物にしている人が悪い事はもちろんですが、騙された人の中にかつて「ネットなんて得体の知れないものをやるからそういうことになる」と言っていた人が何人いるのかと考えてしまいます。
使うようになったからには、セキュリティなどについて、新聞やそれこそネット上のニュースサイトの記事を見て学ばなければならないわけですが、何故かそれをしないのですね。
以前、否定的だった人ほど使うようになるとそこで提供されているサービスなどを安易に信じて使ってしまうのかも知れませんね。
これはネットや携帯電話といった比較的新しいテクノロジーに限ったことではないかもしれないので、自分も気をつけなければいけないとも思います。