あれこれ備忘録@はてなブログ

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側坐核とうそつき

うそつき、脳で分かる? =活動領域で解明―京大

報酬を期待する際に働く「側坐核」という領域の活動が活発な人ほど、うそをつく割合が高かったという。
第1の実験は表示される画像に従ってボタンをうまく押せば、お金がもらえる仕組み。報酬への期待が大きい人は、側坐核の活動が活発だった。  第2の実験ではコインの表裏を予測。正解するとお金がもらえるが、不正解だと失う。結果を予測してあらかじめ申告しておく場合と、心の中で予測するだけで当たったかどうかは自己申告に委ねる場合の2条件で試した。申告しない場合の正答率が不自然に高ければ、お金を得るためうそをついたと見なされる。

実験という特殊な場で、脳活動を測られているとか、普通ならお金をもらえるはずもないゲームをするという状況で、嘘をついてまでお金を貰いたがるというのが、個人的には理解できません。

 

嘘をついたことがばれるであろうことは容易に予想できますし、それが誰であるかは公表されないまでも研究チームにはわかってしまうわけですから、普通なら嘘つきのモデルに自分が選ばれるというのは避けたいものですよね。

 

実験の主旨が被験者に支えられないとしても、監視されている場で不正を行うリスクは変わりませんからね。

 

解釈として、嘘をついてまでお金が欲しかったと解釈するべきなのか、嘘をつくことで事前に伝えられていた偽りの実験でいい結果を残して実験を行った人に認められたいと思ったと考えるべきなのかはどのようにして分けるのでしょうね。