あれこれ備忘録@はてなブログ

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ニート株式会社

「ニート株式会社」の気持ち悪さ
何故なら、”成熟し閉塞した日本の社会”が産み出したものこそが彼らニートであり、”成熟し閉塞した日本の社会”の分身こそが彼らそのものだからである。
ニートと閉塞した社会が不可分なのはわかるけど、ニートが閉塞した社会を生み出したとは思えない。 これまでも安定した仕事には付けず、生活保護を受けたり、ホームレスになる人はいた。その層のどこかに昔からニートもいた。 閉塞した社会の中で、彼らを無視できなくなった。常にどこかで意識せざるを得なくなっただけじゃないだろうか? 閉塞した社会という感覚を覚えるようになったきっかけが、彼らの存在が見えるようになったということからくる、ということと、閉塞した社会を彼らが生み出したと言うこととは違うはずだ。 ニートだけの会社が11月設立へ。批判の声は多いが、ガバナンス論に一石の可能性も 非正規雇用がさらに拡大し、みんなが無視できなくなったこと、正社員であること自体が既得権益に見えるほど価値のあることになってしまったことは、やはり閉塞した社会の実感がニートから生まれることではないことを示しているのではないか? ニート株式会社にはぜひとも、何らかの形で成功して欲しいと思う。