Windows互換OSとして期待されているが未だ実用の域に達しないReactOS。1.0になるのはいつだ?
Windows NT互換OSとして開発が進められています。
LiveCDをダウンロードして使ってみました。
最初は光学ドライブがないPCで使うためにisoイメージの中身をusbにコピーし、grub4dosを使って起動してみました。
しかし、ブルースクリーンエラーがでたり、途中でフリーズしてしまって起動できませんでした。
そこで別のPCでCD-RWに焼き、ブートしてみました。
こちらは起動できました。
しかし、USBに接続したマウスを認識してくれません。
キーボードは認識してくれたのでそちらでいろいろ操作してみました。
一通りの機能は揃っていました。
遅いですがDirectXの2D描画ができました。
win用のexeファイルの多くを実行することができます。
usbマウスなどもドライバを入れることで他の機能も使えるようになるのかも知れません。これもwindowsのドライバです。
公式サイトを見てみると新しいFirefoxやMS Officeも動作するようです。動作確認されているソフトウェアとその時のスクリーンショットはこちらでみられます。
大いに残念なのは日本語環境が全然整っていないことです。
日本語変換ソフトがないのでajaxIMEを使わないと日本語入力ができません。
もうちょっと完成度が高まってくれると古いPCを救う画期的なOSとなるんですけどね。
高度な調整力があれば、今でもネットを楽しむくらいなら充分なOSになるかもしれません。
日本語入力の問題は解決できませんが、それ以外の日本語環境をできる限り整えたものを配布してくれているところがあります。
興味がある人は一度試してみてはどうですか?