あれこれ備忘録@はてなブログ

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モラルが無いのが問題であって、それが流出するのが問題ではない

株式会社ネットマイルの人事が専門学生(30)の面接をネットで実況

Twitterとか、以前にはブログやmixiで同様の事件がずっとありますよね。

学生や若い社員でメール感覚で広く公開されているところに記事を投稿してしまうんですが、この企業はIT関連でネットでのポイント集めや交換をするサービスを提供している、一応ネットのプロのはずなんですけどね。

こういうことをする人間がいるものです。

内輪でのこういったことも、決して褒められたことではないのですが、「そういったことくらいは…」ということで許されるようになってからは際限がありませんね。

東海テレビの「セシウムさんテロップ」事件もそうですが、外に公開されるかどうかが問題ではないはずなのに、他に知られたときにだけ神妙な顔をするものです。

“SNSで面接実況”騒動をお詫び、ネットマイルは「架空のもの」と説明。

ネットマイル、社員によるSNSでの「面接実況」に謝罪 「面接は架空」と説明

騒動を受けて会社は謝罪しましたが、それは騒ぎを起こしたことや不安を煽ったことについてだけで、問題の社員は面接は行っていないと言う説明をしています。

社員が想像のなかで誰かを面接し、一文字しか伏せていない面接者の名前を書き込み、職務経歴の空きを指摘してみたり、どんな質問しようか迷ってみたり、その答えを今まさにしたかのように臨場感たっぷりに実況したわけですね。

日本人の嫌らしさの典型みたいな顛末になっています。

実際に人権を無視するような差別発言や年齢などを背景にしたハラスメントが行われているのに、「それは無かった」と言ってしまう。

海外ではかえって差別があることがはっきりとしているからか、そういったことはあるものとして考えられているようで、例えば面接の際の履歴書にあたるものに人種や国籍、宗教、年齢などの採用の際に不利に働きかねない項目は書かなくてもいいことになっているところもおおいようです。

また、カウンセリングなどでは、侮辱されたり差別されたりハラスメントを受けたりしたというときに、日本のように安易に「被害妄想」を持ち出して実際に無いものを患者が思い込んでいたり幻聴を聞いたりしているのだ、とは解釈しないようです。

上のような事件というのは普段社会でたくさん起こっている同様の問題がたまたま広く公開される形で、証拠が残る形で現れただけです。

これだけ同様の事件が起こっていて、証拠が残らないものはたくさんあるにも関わらず、Dr林のようにかたっぱしから統合失調症にしていく精神科医がたくさんいます。

無いものがあるように感じられるのが幻聴や幻視など統合失調症の症状のひとつですが、あるものを無いものにしてしまうのは、精神科に限らず日本人の悪質で確信犯的な行動パターンです。

病気ではなく、意図的に行って人を苦しめているわけですから最近流行りの人格障害ではないかと思ってしまいます。

有るものを無いものと解釈して薬の治療をしたところで、それは実際にあるわけですから直りません。

医者の解釈に基づく治療と実際との板ばさみ、薬の効果は無く副作用だけが現れるので、さらに患者の精神状態は追い詰められ、後になってから本当の統合失調症の症状が出始めます。

こういった形で後付けで医者の診断結果は正しかったということにされていくのです。

Dr.林がQ&Aについて、「これは医療相談ではない」といっていますが、これをいってQ&Aでの回答のような発言をするのは、まさに噂や嫌がらせをして人を傷つけたり追い込んだりする人たちがする自分たちを正当化するための予防線を張る行為そのものです。

Dr.林を始めとする精神科医は、上の騒動のような一連の事件をどのように考えているんでしょうか?

こういったことが本当に有るということを真摯に受け止めて、慎重な事実認定をするか、すくなくとも本人でもないのにそれが無いと決めつけた上での診断というのを止めるべきではないでしょうか?

ネットが一般に普及し、下のリンクのサイトにあるような活動をされている方がようやく現れて来ました。

声を上げ、歴史を動かそう 精神科医の犯罪を問う

このブログの開設されたのは5年ほど前のようで、NHKなどでうつ病治療の基準の曖昧さや処方の不可解さが指摘されたのは2、3年ほど前ですから、以下にこれまで精神科医がやりたい放題だったかが分かります。

今でも本当に明らかな犯罪行為が有った場合以外は、何の責任も問われないのです。

これではただでさえ、うつ病パニック障害、SADなどで将来に絶望的な不安を感じている人は、敷居の高い精神科を苦しさの中でやっと訪ねて、医者の診断を受けて返って絶望が確信に変わってしまいます。

この10年ほど自殺者は3万人を越えつづけています。確認できていない事例も含めると5万人はいるかもしれないとまで言われています。

つまり、ここ10年で50万人ほどの人間が死んでいるわけです。

そんな状況が続いていてもなんとも思ってこなかった人たちが、一度に2万人が死んだという震災に対して神妙な顔をして「ひとつになろう」などといったりしている。

そして、そんなことを言っている現在でも、様々な陰口、中傷、ハラスメント、差別は行われているわけです。

そういったものに苦しんでいる人たちは自分を恥じて多くは泣き寝入りしているし、声を上げれば被害妄想だと言われる。

こんなことでは正当な治療を受けることできないし、病を持ちながら生きること自体が不可能です。