これが現実
2,3年前の記事ですが、このころから事態は全然変わってないですよね。
震災などの影響でさらに悪くなっているんじゃないでしょうか。
下請けの企業を安く買い叩いて、それじゃあ利益が出ないという下請けに派遣をすすめて悪事の片棒を担がせる。
東京や大都市圏は緊急雇用などの公共事業を請け負って、安く請け負った別の地方の公共事業を緊急雇用の人間を使うことで丸儲けする。
地方では違法コピーなどで摘発がありますが、関東にだってたくさん同様の問題はある、
数が多すぎて発覚しないだけ。
東京近辺の企業がそういったバックグラウンドをもった巧妙なことをされたら、地方は分かりやすい不正でもしないと太刀打ち出来ません。
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個人の不正には厳しいのに、企業の不正にはあまいですよね。
なにか大きな騒動が起きるとマスコミなどがこぞってその企業だけを叩いて倒産寸前にまで追い込みますけど。
一人ひとりのレベルで考えれば、不安定な条件でしかも低賃金で働かされるのが当たり前になってしまいました。
いやらしい世間はそのままで、世間を構成する人間一人ひとりが個性がうんぬんということで相手のことを考えるようなことをしない、思ったことは相手が傷つこうが言ったりやったりして良いと考える。
上の世代もそういうことをたしなめる立場には何時まで経ってもなろうとしない。
若さにしがみつくあまり、そういう若い世代と同様のことをしたりする人までいる。
そのような人が構成する世間は前よりも返って悪くなっているんじゃないでしょうか。
暴走する「世間」 世間のオキテを解析する 日本社会の見えない掟、それが「世間」である。事件が起きマスコミで報道されるたびに「犯人」にたいして極端なバッシングが起きるのも、「空気を読め!」という無言のプレッシャーが生じるのも、ケータイを使ったいじめが起きるのも、「世間」という同調圧力... 暴走する「世間」で生きのびるためのお作法 講談社+α新書 人生がうまくいかない人へ。「社会」と「世間」は全くの別物です! 「世間」のオキテを見極め、具体的に学校や職場でそれがどのような役割を果たしているかを明らかにし、「世間」を生きのびるための対処法を指南する。
男性は昼間にふらふらする状態になること事態が珍しいから、何かがあるとすぐに問題が表面化しますしね。 その上、身分証明が厳しくなっている今の社会では、仕事をなくすと他の活動も全然できなくなってしまいます。
それは何かあってもSOSなんて出せませんよ。 主婦が世間の代表格ですから、SOSを出したら口性ない「口撃」を受けてしまいますよ。
栄養失調で身体が死ぬか、絶え間ない辱めにあって精神が死ぬか。
格差社会で起きていることは、自殺、ニート、引きこもりはジェンダーの問題とも無関係でないばかりか深い関わりがあると思います。
『 ひきこもりが諸外国になく、日本に多い理由 ジェンダーから見たひきこもり“男らしさのプレッシャー” 』 男女の自殺率格差とジェンダー:女性が周縁・他者になる理由
そういうものを超えて役所などに相談に行ってすら、ひどい対応で完全に諦めて結局死んでしまっているんですからどうにもなりませんね。
どうすればいいんでしょうかねぇ。
30代はまだ親世代が仕事をしているわけですが、親も世間の代表でしかなく、味方になるどころか「困ったもんだ」と世間話に加わる有様。
そんなことを雨宮処凛が新聞か何かの対談で言ってましたね。
当事者は完全に社会から孤立してしまうんですよね。 もっと知ってもらいたいですね。
下流にならない生き方 講談社+α新書 格差社会の絶対幸福論 なぜ、ワーキングプアは生まれるのか。増殖する「弱者」たち。これは格差か、下流志向か? 格差に負けず、自分の力を思い切り生かして、自分なりの幸福をつくろう! 反貧困いま、「反撃」のとき! 『ネットワーク』ブックレット 湯浅誠×雨宮処凛対談 いまや貧困問題とその克服運動のシンボルとなった湯浅誠と雨宮処凛が、貧困に関わるようになったきっかけや、現場でみた貧困の実態、克服に向けた市民活動の役割などをざっくばらんに語り合う。