Haiku OS試してみました。
Haiku OS、以前にも試してみたことはあったのですが、通常のダウンロード先ではなくてNightlyを試しましょうということが他のサイトに書いてあったのを見て、改めて試してみました。
VirtualBoxでISOファイルからLiveCDとして起動してみました。
ReactOSと同じ32bitでVT-x/AMD-VというCPU仮想化支援機能を無効化してシングルCPUとして起動した場合、予想以上に低速でした。
VT-x/AMD-Vを有効化し、CPU数を2として起動した場合、十分な速度が出ました。
しかし、何かのきっかけで動きが重くて反応しなくなることがあります。
何度か起動し直すということを繰り返してしまいました。
ここを参考にHaiku用のAnthyをインストールしてみたのですが、CD起動だったせいかうまくいきませんでした。
2017/02/18追記
先程、nightly-imageのhaiku-nightly-hrev50953-x86_gcc2_hybrid-anybootを試してみました。
試したマシンも新しいこともあり、起動・動作は速いのですが、やはりAnthy for Haikuはインストールできませんでした。
そもそもダウンロードページ(というかDropboxのサイト)を開くとブラウザの反応がなくなってしまいます。
このページはUbuntuのFirefoxで表示させても重くなるので仕方がないのかも知れません。
Cannaで我慢するしかないのでしょう。
しかし、Anthy for Haikuのダウンロードページもきちんと表示できないとすると他のサイトでも不具合が起きるでしょうから、インターネットを使うと用途すら難しく、古いPCを再生するにはちょっと力不足ですね。
追記終わり
軽さの点ではReactOSにはかなわないようです。
あくまでも私のPCの環境では、ですが。
しかし、Memoryが128MB程度でも動くらしく、古いマシンではPuppy Linuxの新しいものよりは使いやすいかも知れません。
最小ではPentium2 400MHzで64MBメモリでも動いたそうです。
ただ、その後バージョンが変わっているわけですから、今でもこのシステム環境で動くのかはわかりません。
比較的新しい環境にも適応しているという幅広い対応状況も魅力です。
ReactOSよりも日本語化は簡単で、表示も非常に綺麗です。
古いマシンではKona Linuxでも良い気がします。
今回、同じ仮想環境でKona Linuxの2.3 Black Editionを試してみましたが、とても軽くて使いやすかったです。
ターミナルで補完機能が使えないのがちょっと不便でしたが、ネット閲覧くらいしかしないのであればこれで十分だと思いました。
Kona Linuxもマシン環境によって使うカーネルが切り替わるようで、古いマシンでも比較的新しいマシンでも快適に動かすことができる利点があります。
Haikuよりは使えるアプリケーションも多いのでそういう意味でもKona Linuxはおすすめです。
でも、普段と違った操作感、見た目のOSが試せるという意味ではHaikuはおもしろいですね。
久しぶりにちょっと楽しいという感情を感じられました。
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