Ubuntuのアップデートを高速化
すでに色々なところで紹介されています。
/etc/apt/source.listの中身を手動書き換えたり、コマンドラインで置換する方法が一般的です。
しかし、Ubuntuではもっと簡単に変更できるので紹介します。
GNOMEやLXDEでは、メニューの「設定」から「ソフトウェアとアップデート」を起動します。
Unityでは検索窓から「ソフトウェアとアップデート」と入れると出てくると思います。
「ダウンロード元」というところのプルダウンメニューに注目してください。
ここは通常では「メインサーバー」となっていると思います。
ここで、「その他..」を選びます。
ここで日本のサーバーを選べば、どれを選んでも大体の場合、アップデートが高速になると思います。
私は"http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/ubuntu/"(北陸先端科学技術大学院大学)に設定しました。
自分の地域から近い場所などより高速なサーバーを知りたい場合は、右上にある「最適なサーバーを探す」を選択してください。
ダウンロードテストが行われて、高速なサーバーが設定されます。
最初のリポジトリからのリスト読み込みは時間がかかるので、前よりも遅くなったと勘違いしないでください。
随分、早くなると思いますよ。
Flashプラグインのダウンロード先が相変わらずarchive.ubuntu.comだとそのせいで遅くなったりするのですが・・・。
ダウンロード速度だけでなく、サーバーの更新速度にも注目して選んだほうが良いこともあります。
ここを見るとUbuntuの本家サーバーでファイルが更新されたあと、どのくらい遅れてそのサーバーが更新されるかが書かれています。
"Up to date"ができるだけ速やかに更新されるのだと思います。
普通に考えれば、早いほうが良いのでしょう。
しかし、更新されたファイルでエラーが出たりする場合には、遅れたほうがエラーが出ていることを知ることができて、不用意にアップデートするのを避けられるかも知れません。