あれこれ備忘録@はてなブログ

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情報に安易に飛びつくのは危険ですが

アクセスログを見てみたら、こんな記事に行き着きました。

 

dsj.hatenablog.com

 

私のブログ記事も懸念されているものの1つになっているのだと思います。

 

arekorebibouroku.hateblo.jp

 

副腎疲労は実際、病気としては認められていないようです。

 

副腎機能不全はコルチゾールがほとんど出なくなってしまっているもので、難病です。

 

副腎疲労はこれとは違い、その名の通り、ストレスによってコルチゾールを出る状況が続き、副腎が疲労し機能が落ちている状態を指しているようです。

 

Soyさんがおっしゃるように思い当たるふしがあるといって安易に飛びつくのは危険です。

 

しかし、私の場合、Soyさんの記事がきっかけになっただけであって、以前から同じような指摘がネット等でされていたことは知っていました。

 

長くうつなどを患っている人は、原因が他にあるのではないかと思い、色々な情報を集めて試行錯誤をしているのです。

 

dsj.hatenablog.com

 

Soyさんがこれまでに感じてきたような思いをそのような情報収集と試行錯誤を繰り返している人たちはしているのです。

 

ご自身の記事がきっかけになったということと、ご自身の病気と似て非なるものに対する違和感があってこのような記事を書かれたのかもわかりませんが、若干、気にし過ぎだと思います。

 

本当に副腎機能不全だったら命に関わるということで、その指摘は正しいのですが、実際、ほとんどの人はSoyさんの記事を見て知ることがなければ、うつ病としての治療しか受けずに過ごしていたでしょうから、極端な話ですが、いずれにしろ命にかかわる状況になっていたでしょう。

 

また、アドレナル・ファティーグ(副腎疲労)の対処法はほとんどの場合、生活習慣、環境の見直し、体質改善であって、これまで言われているうつ病などを長く患っている人が探しているいくつかの「別の答え」としての病気の対処法とさほど変わりません。

 

副腎疲労の治療を謳うクリニック等に高い治療費を払って間違った治療を受けるという懸念については、ほとんどの人が相当覚悟を決めて探さなければ、自分の住んでいる地域でそのような治療を提供している医療機関をそもそも見つけることができないだろうと思います。

 

みんな、自分の病気が本当は他にあるのではないか?あるとすればそれは何なのか?と思いつつ、ほとんどの人はその答えにたどり着くことはないまま過ごしている方が多いのですから。

 

また、うつ病、その他精神疾患と診断され長く患っているいわゆるうつ病難民たちは、今まですでに効果の出ていない治療法を長く試しており、間違った治療に多くの時間とお金をつぎこんでいると感じています。

 

結局は、副腎疲労もそのような悩める難民たちの答えかも知れない病気やその治療法の1つでしかないのです。

 

慢性疲労症候群や、血糖値の不安定さ、栄養不良、一種のアレルギーなどなど色々考えられている原因の1つです。

 

副腎疲労と同じような理屈、メカニズムは指摘されていて、副腎が疲労するか、効きが悪くなるかの違いはありますが、ストレスの強い環境で生活を続けたことで、コルチゾールが高い状態が長く続いたことが原因として挙げられています。

 

栄養療法は、そのストレス過多のせいで、特定のビタミン、ミネラルの消費が早いのか、吸収が阻害されるのか、使われないうちに体外へ排出されてしまうようになったことが原因だと考えて、栄養を通常よりも多めに取らせるわけです。

 

また、副腎疲労に対する対策の1つである塩分を少し多めにとるというのは確かに危険なような気もしますが、副腎疲労と関連付けて話がされていないだけで、減塩とうつ病慢性疲労症候群の話は以前から指摘されていました。

 

ソースは挙げませんが、探せばすぐに出てきます。

 

血圧に問題がなければ、朝、一杯の塩水くらいやってみても良いのではないでしょうか?

 

どろどろ成分に美容や免疫力アップ効果があるということで、昆布をつけた水を飲んでいる人とそう変わらないと思いますよ。

 

 

 

ほとんどの人は、上に書いたとおり、答えかも知れない病気の候補が1つ増えたと考えるだけだと思います。

 

知らない人たちはうつ病、その他の精神疾患だと医者に言われたし、自分もそうだと思ってきたが別の可能性があるらしいということに気がついただけだと思います。

 

副腎疲労や副腎機能不全だと決め込んでかかる人はそう多くはないのではないでしょうか?

 

悲しいかな、呼びかけてもあまり意味がなかったりしますしね。

 

元の記事のアクセス数に比べて、その後のフォローについてはしてもその記事は見てもらえないことはよくあります。

 

 

 

Soyさんは自分の経験談を語っただけで、それで良いのだろうと思います。

 

書いたことにあまり責任を感じることはないのではないかな?と思います。

 

そもそも、誤解を与えるかどうかで言えば、他の記事で書いている「精神病」と言う言葉は基本的にはうつ病などには使われないため、そういう意味ではその記事自体が誤解を与えるものです。

 

誤解を含んだコメントをもらったことに対するフォローの記事でさらに誤解を生む表現をしたということになりますけど、そんなことを言ったらきりがありません。

 

 

 

サイバー心気症の問題や、専門家でない人の生半可な知識による民間療法的試みは良く否定されますが、そういうことをして揶揄される人たちは、そのような問題点がない適切な治療とされるもので効果を感じておらず、診断も正しいと思っていない、ということが先にあって、標準的な治療以外の方法を模索するわけです。

 

うつ病抗精神病薬による意識混濁や脱力による事故や、副作用での精神不安定、自殺、体重増加、脂質異常症(高脂血症)などの問題は、標準的とされる現在一般に行われている精神医療に疑問を感じた人たちが声を上げることによってようやく社会に認識され、医療界もそういった点に目を向けるようになってきたのだと思います。

 

うつ病複数の病院を受診したら、薬の種類もその量も、単剤か複数かもまるで違っていた問題や、最初は少量でも薬の根本的な見直しをせずに漫然と量と種類を増やして詳報してゆく多剤処方の問題は、ネットの普及とそれによって同じ考え方をしている人たちがいるという気づき、情報交換と支援の広がり、情報発信によって、ようやく改善の兆しが見えてきたと言われています。

 

また、統合失調症ナイアシンの関係については、以前、記事で書いたようにNHKの番組で大学病院の医師が言及するなどして、認められつつあると思います。

 

大勢としてはまだ否定的な見方が多いですが。

 

arekorebibouroku.hateblo.jp

 

そういった動きがあることを、テレビなどのメディアやネットで知りつつも、現実に自分が通っている病院や、地域にはそのようなことを踏まえた治療が提供されていない、という人たちの方が圧倒的に多いだろうと思います。

 

栄養療法すら行われていないところばかりでしょう。

 

そうなった場合、結局の所、自分で情報を集めて、自分でできることを試しみることしか出来ない人たちがほとんどです。

 

繰り返しになりますが、安易に病気を決めつけて、その治療法・対処法に飛びつくことは危険です。

 

しかし、現状で救われていない人たちが、独自に治療法を模索することを制限したり、否定したりしないでもらいたいと思います。

 

こういうことを模索する人たちは、現在の日本で行われている精神医療の、薬だけ飲んでいれば治るという考え方に疑問を持っています。

 

民間療法に飛びつくことと同じくらい、薬物のみの療法は安易だと思っているのではないかと私は思います。

 

結局は自己責任なんですから。

 

標準的な精神医療を受けて治らない場合には、誰かが何かの保障をしてくれるわけではないのです。

 

標準医療に疑問を感じて民間療法的なものを探す人を揶揄する人たちは、この点が理解できていないのではないでしょうか?

 

 

 

 

副腎疲労については、だるさや疲労感などが続き、コーヒーで体を無理矢理叩き起してやり過しているなどという人は、少し可能性を考えてみても良いのではないかな?と個人的には思います。

 

また、うつ病でも気分の落ち込み(抑うつ)が夕方になると改善するということがありますが、気分ではなく体調が夕方から夜にかけて良くなるというのも、覚えがある人は多いかも知れません。

 

 

新しく記事を書いたのでこちらも見てください

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