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レンタル店など一般の店・施設を利用する時にマイナンバーカードは本当に使えるのか?そもそも店・施設は免許証などの何を控えているのか?

 こんな記事がはてなブックマークで上位にランクインされていました。

レンタル店でマイナンバーを求められた際の対処法(会員証・ポイントカード作成時の注意点) - YU@Kの不定期村

ケースで隠す必要があるなら最初から表示させなければいい。役所はICカードリーダーで読んで番号確認すればいいんだから。

2015/09/04 15:07

 

レンタルビデオ店やネットカフェ、その他銀行や商店などで身分を証明するときにマイナンバーカードを使うときには、マイナンバーが見えないように配慮する必要があるとのことです。

 

でも、身分証を提示するときに例えば免許証や保険証を出すと、店員がそれを見ながらパソコンに何か入力していませんか?

 

多分、免許証や保険証に書いてある番号を、頭の一部であっても控えているのだと思います。

 

もし、マイナンバーカードをそれらのかわりに提示すれば、当然マイナンバーの一部を控えることになるわけで隠して提示することが本当に可能なのか、そもそも身分証明としてマイナンバーカードを使えるのかわかりませんね。

 

上の記事にも引用されていますが、内閣官房マイナンバーに関するQ&Aでは、店や施設側がマイナンバーを控えることは禁止されているそうです。

 

とすると、彼らはマイナンバーカードの何を端末に入力して確認作業を終えるのでしょうか?

 

そもそもマイナンバーでない免許証や保険証ならば番号を控えたり、番号が書かれた面のコピーを保管することは許されているものなのでしょうか?

 

役所ですらコピーを取っていますよね。

 

役所は必要に応じて身分証にある番号を照会することはもともとできるでしょうが、部署が分かれていて、日常それらを扱う部署以外の所がそういった情報を得るのは不適切のはずですよね。

 

マイナンバーが見られてしまうのは問題なのは間違いないのでしょうが、これまでの身分証の取り扱い方も不適切だった可能性はあります。

 

個人情報保護法ができてからもそれらが見直されてこなかったために、現在マイナンバーカードが身分証と使えるかどうかを考えるときにそれが問題になっているのではないかと思います。