あれこれ備忘録@はてなブログ

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カーボンナノチューブと日本の伝統工芸

カーボンナノチューブ開発で日本の研究者が欧州発明家賞を受賞 写真を見て思い出したのですが、カーボンナノチューブが六角形の構造を保ちつつ、球面を形作れるかどうかを考えるときに日本の伝統工芸の竹細工との類似性が役立ったという話を聞いたことがあります。
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竹細工も六角形が出来上がるように竹を組み合わせて、無理のない範囲で曲面を作り出すことで筒やかばんまで作ることが出来ます。 ちょうど炭素同士が結合するときの手が竹籠の竹に当たるわけです。 筒を途中で曲げた時の角度がカーボンナノチューブの筒で同じことをした時の角度とほぼ同じだそうです。 世界最先端の科学技術と日本の伝統工芸との類似性、面白いですね。
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