瞑想をやってみた
『始めよう。瞑想―15分でできるココロとアタマのストレッチ』
を読んでから結局、やらずに終わっていた瞑想をちょっとやってみました。
座禅を組んだりはせずに、横になって深呼吸をするだけです。
呼吸の数を数えるのが一般的ですが、私は10秒吸って10秒以上かけて吐くという呼吸の秒数をカウントすることにしました。
こちらの方が続けやすかったからです。
これをただひたすら行います。
周りの音が気になっても続けます。
自分の中に何か考えが起こってもそれを消そうとすることもせず、呼吸のカウントをし続けます。
1時間するのも結構大変です。
10秒吸って10秒以上かけて吐くのは深呼吸ですから、長く続けられない人もいるかも知れません。
手足が少ししびれてくるかも知れません。
妊婦の方はこの方法をしてはいけません。
血がお腹のあたりに滞っているのには意味があるわけで、手足がしびれるほど全身の血の巡りが良くなると胎児が酸欠になるという研究結果が以前ニュースになっていました。
妊婦のヨガなどが流行っていたためにある種の警鐘だったかも知れません。
とにかく、1時間も続けるとその間に頭が休まるのか眠気もスッキリしてきます。
あまり長くやるとかえって頭がぼんやりするので気をつけてください。
鼻息が荒くなるのでなかなか人がいるところではできません。
それが気にならなくなるくらい瞑想ができるならそれはそれですばらしいことですが。
「脳が心を生むのなら、心から脳への働き掛けはありえないか?」という問い
「今ここ」という感覚に意識を集中させることは、精神医学にも取り入れられ始めているほど効果が認められていることです。
日本では極極一部の医療機関や施設でしか実践されていませんから、自分で試してみる他ありません。
そして、これは自分一人で実践することが可能です。
もちろん指導者がいたほうがいいわけですが。
強迫性障害やうつ病、さらには統合失調症ですらマインドフルネス認知療法が試されています。
認知療法の具体的なメソッドについては専門家の指導を仰がなければ無理ですが、呼吸法だけは自分で出来ます。
まずは簡単な瞑想から。