Console OSはやっぱり起動せず
デスクトップ・ノートPC用のAndroid OS「Console OS」が正式リリース
プロジェクトをアピールして融資を募るKickstarterに出たことがニュースになったときから注目していたのですが、とうとう正式版が公開されたようです。
しかし、案の定、サポートはIntelのCPUだけで、しかもグラフィックボードもAMDやNVidiaのでは動かないことがあってそのときにはIntelのオンボードGPUに切り替わるらしいです。
もちろんAMDのAPUは駄目なようで、実際にUSBに書き込んでもうまくいきませんでした。
仮想環境で動かす場合にはUEFIが使えないと起動できないようです。
VirtualBoxではUEFIを有効にするオプション(項目)がありますが、qemuではそれがありません。
調べてみるとこういうのがあるようです。
記事が2013年のもので記事中で引用されているリンク先がすでに無いみたいなのでちょっとわかりませんが、殻のファイルを作る云々は必要ないみたいで ここからx86用かIA用のzipファイルをダウンロードして
EDK II - Browse /OVMF at SourceForge.net
imgファイルがある場所に適当な名前で解凍します。
ovmfというディレクトリ名だとすると
kvm -L ./ovmf -bios ./ovmf/OVMF.fd -m 1023 -hda console-os-dr1v2-baytrail-ivy.img -net nic -net user
という感じにすると起動できます。
私のマシンではAndroidという文字がコンソールに出たところで止まりましたが(うまくいけば多分そのあとAndroidのロゴが出る。
このOSだとConsole OSと出るのでしょうがそれすら確認できず)。
Unsupported Systems - Console OS Wiki
AMD APUのサポートは現時点ではないが、同じく現時点でサポートをするかどうか決まってもいないらしいので、少しだけ希望はありそうです。