あれこれ備忘録@はてなブログ

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コーヒーと幻聴の関係(と、偏見)

コーヒーを多く飲むと幻聴を聞く!?

私は論文が読めないのでなんとも言えませんが、記事を読む分にはそんなに問題があると思えません。

むしろ、こういう記事を読んだ人の感想から偏見が感じられます。

幻聴イコール即統合失調症を意味するわけではないのです。

不安が募ったり、不眠や疲労が続いたり、ある種の極限状態(雪山で遭難、集中治療室などのある隔離された空間に長くいた場合など)でも起こるものなのです。

そういった不安を抱いているなどの背景がある人が興奮を引き起こすコーヒーを常用していると、それが幻聴を誘引するかもしれないという可能性が指摘されていると思います。

もう一つは記事の中でちゃんと言及されているように、コーヒーが幻聴を引き起こすことを意味しているのではなくて、ある種の不安定な精神状況にある人たちが、頭がはっきりしないとか体が重いなどの不調を紛らわすためにコーヒーを多飲しているのではないか?という可能性があります。

以前、統合失調症の患者と奥さんが統合失調症を知ってほしいということで啓発活動をしているということでテレビ番組で取り上げられた際、統合失調症の男性が体の不調を紛らわすためについついアルコールやカフェインを摂ってしまうというエピソードが語られていました。

実際には2つの要因が複合的に関わっているのではないでしょうか?

統合失調症だけではなくて、前述のような背景を持っている人はたくさんいるわけで、そのような人が一時的にでも幻聴を体験する状態になる可能性は低くはなく、そういう人たちほどコーヒーを常用しかも多飲(研究では1日7杯以上!!)する傾向にあって、それが幻聴を誘引している可能性があるということでしょう。

健常者と精神病者とは実際にはグラデーションなのでしょう。はっきりとした隔絶は幻聴体験に関してはないのではないでしょうか?

フランスかどこかでは統合失調症とは異なり、10代後半から20歳あたりにかけて幻聴、幻覚を体験し、その後特に精神的な問題が見当たらなくなるという病的な状態があるそうです。

栄養状態が悪くなることで起こる幻覚症状(幻聴、幻視などの総称、一般に言われている幻覚は幻視と呼ばれます)もあります。

一部の統合失調症患者にはそのような原因によるものが含まれているという医者や研究者もいます。

ものが豊富な現代では信じがたいことですが、実は栄養失調の人は増えているそうです。

痩せるためにダイエットをする人が多いですし、カロリーは摂れているが必須の栄養素が足りていない人も増えているようです。

またコーヒーを多飲していればそれによって栄養状態が悪くなったり健康を損ねたりしていることもあるでしょう。ネットで調べてみるとカルシウムの排出が増加するそうです。

幻聴=精神異常者のような偏見の方が大いに問題なのだが・・・ということを上のブログを見て感じてしまいました。

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