あれこれ備忘録@はてなブログ

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幻聴でなくても病院では幻聴とされる

みんな俺の悪口言ってるかのような幻聴

私ももともとはこれです。

これが原因で対人恐怖に。そしてうつ病に。

しかし、病院へ行けば

「そんなこと言われるなんて信じられない」

「そう言われているような気がするだけじゃないの?」

と言われます。

後の方の質問で「そうかも知れません」と答えると対人恐怖症の治療法になります。

「そうじゃない!本当に言われてるんだ!」と答えると統合失調症の治療になります。

そして、薬を飲む。ぼんやりしたり体が重くなったり、集中できない、苛々するなどの副作用に悩むことになります。

実際に言われているので薬を飲んでも自分への否定的な声は消えません。

通常の状態でもそれが辛いために病気になっているのに、薬の副作用での不調が加わるため、さらに追い込まれます。

実際に統合失調症に。

医者は「やはり私の診断は正しかった」となります。

同じことはこれまでにも何度も指摘されているわけだが、それを指摘している人が病人であるため、信用されません。

またそれを認めた場合、そういった境遇の人に精神医学的にとれるアプローチは無いと考える人がいるために認めたがらない。実際、どうにもならないところはあります。

また、他者との関係に困難を感じている人たちも仕事ができないので、精神科医の言うことを受け入れて、統合失調症持ちとして障害年金生活保護を受給するということを選ばざるを得なくなります。

もともとの中傷に加えて、精神障害者への偏見、年金・生活保護受給者と後ろ指をさされることをも引き受けることと引き換えに。

そしてさらなる狂気へ落ち込んでいく。

残念だけども仕方がないです。

選挙へ行ったら、立会人が私のことを噂してました。

地方では町内会などで家族が関係しているコミュニティから離れることはできません。こちらはよく知らなくても向こうは私の家族から私のことを聞いているので知っているわけです。

また、町内会などの関係者がうちに訪ねて来る時に嫌でも応対しなければならず、その時の様子など、様々な情報が紐付けられていきます。

「選挙は真面目に来るんだな(笑)」といったこともそこに加わるわけです。

病院へ行っても待合室にはそのあたりに住んでいる人がいますし、名前を呼ばれたあと内科などではなく奥にある精神科へ進んでいくのを見れば、それもすぐに伝わってしまいます。

会計前の待合所で多くの人が座っている前で、生活保護や障害者の医療費負担制度を利用している人が支払いの手続き(というか「今日は上限以上だから0円」だとかそもそも生活保護受給者は0円だという会話)をすれば、それもすぐにバレてしまいます。

NHKの『週刊 ニュース深読み』という番組で小野文惠アナが「生活保護を受けていることってそんなに簡単にわかってしまいますか?」と生活保護行政の識者に質問していたことがありましたが、田舎では即わかります。

都会の生活保護障害年金受給者(また受給者でなくても障害者)ではない人が、こういう感覚なのは仕方がありませんが、生活保護行政、福祉行政に携わる人が同じような理解度では困ります。

問題がそれほど起きにくい大都市圏では、すでにプライバシーを考慮して、患者を名前で呼ばなくなってきています。整理券や診察券を作る際に発行される番号で呼ばれますね。

あまりにも小さい地方ではあまり意味がないでしょうが、ある程度の規模の町であれば地方でも有効だと思います。

そんな地方ほど番号で呼ぶようなシステムにはなっていません。

東北で地方議員が起こした事件がありましたが、番号で呼ぶこと、名前で呼ばないこと自体が気に入らないという人もかなり数いそうです。

田舎の出身者が障害者になったり生活困窮者になることの深刻さは、都市圏ではわからないでしょうね。

対人関係に困難があることでそのような状況になった人にとっては一度落ちたら戻れない底無し沼です。

せめて、今の若い人たちがひきこもりながらでも自宅で収入が得られるようになればいいと思います。

私はそれができずに頑張って外へ出て、仕事をした結果、完全に病気になってしまいましたから。