「○○できない人の特徴」ものの危うさ
「早起き苦手」と「ブログ書けない」と「部屋が汚い」人の似ているところ
確かに書いてあるのはそのとおりなんですけどね。
この論理って正論を振りかざして、反対しづらい雰囲気を作っているだけの所もありますよね。
例えば、癌を克服した人が、「私はこうした。生きたかったらこれだけのことができるはず」と言って、自分の経験談を話して、やり方を指南するのと同じ。
その人には合っていたのかも知れないけど、他の人には合わないかも知れない。
それをしなくても、その人は癌で死なずに済んだかも知れない。
運が良かっただけかも知れないわけです。
結局、その人はそれしようと思ってそれをしただけ。それをせざるを得なかった。自分の衝動を抑えられなかっただけかも知れません。
その結果、癌が消えたとか、取り除いた後、転移がなかった、再発しなかったというだけの可能性は大いにあります。
その体験を話すのはいいけれど、これが最善で出来ないやつは生きる努力が足りなかったという話になれば問題だと誰でも思うわけです。
結局、成功した人間の「オレは運だけで今の地位にいるわけじゃない。」アピールの側面があるんじゃないかと思えてしまいます。
だからおまえは駄目なんだ、と言われればそれまでですけどもね。