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A13 MID系タブレット ファイル書き換え編 その2 bootfs

まず、bootfsの書き換えをします。必要ないことも多いので飛ばしても問題ないでしょう。 作業フォルダに移動します。幾つかのコマンドや、中のファイルの所有者がrootになっていることからsudoコマンドを実行します。
sudo -s
LiveCDを使っている場合などパスワードを入れなくても実行できる場合もありますが、通常はパスワードが必要です。自分が使う環境に合わせて確認しておいてください。
mkdir temp mount -o loop bootfs.fex temp
と入力して、bootfs.fexをtempフォルダにマウントして、操作できるようにします。 bootfs.fexで書き換える可能性があるファイルはscript.bin(script0.bin)とlinux.bmpでしょう。 linux.bmpは端末のスイッチを入れた時に最初に現れるイメージです。 MAPANのファームウェアを使っているので、当然、MAPANの画像が出ます。これが気に入らない人は別の画像に書き換えてください。 script.binはCPUやGPUの周波数や電圧の設定が書いてあります。解像度も変更できます。 script.binをscript.fexに書き換えます。script.binを作業フォルダ直下にコピーします
sunxi-tools-master/bin2fex script.bin script.fex
fexファイルはただのテキストファイルなのでテキストエディアで書き換えます。 ここに各項目の説明が書いてあります。英語ですが。 Fex Guide 書き換えたら、
sunxi-tools-master/fex2bin script.fex script.bin chown root:root script.bin chmod 644 script.bin cp script.bin temp/script.bin cp script.bin temp/script0.bin
chownで所有者情報をroot、グループをrootに変更。 chmodで権限をrootは読み書き可能、それ以外は読み取り専用に変更します。 tempフォルダのscript.binとscript0.binにそれぞれ上書きコピーします。 終わったらtempフォルダをアンマウントします。
umount temp
これでbootfs領域の書き換えは完了です。 bootfs.fexファイルを別の場所に保存しておきましょう。 new_imagesフォルダを作り、そこへbootfs.fexを移動します。
mv bootfs.fex new_images
次回はboot.imgファイルを書き換える方法です。 関連記事 A13 MID系タブレットのファームウェアを改造する 展開編 A13 MID系タブレット ファイル書き換え編 その1 A13 MID系タブレット ファイル書き換え編 その2 bootfs A13 MID系タブレット ファイル書き換え編 その3 boot,recovery A13 MID系タブレット ファイル書き換え編 その4 data,system A13 MID系タブレット ファイル書き換え編 その5 build.prop書き換え、system再パッケージ化 A13 MID系タブレット ファームウェア再構築