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科学って面白い!科学技術映像祭入選作品より

科学って面白い!科学技術映像祭入選作品より (Eテレ) 15時からだったようですが、途中からみました。

 

クニマスが発見された過程はドキュメンタリーで記録されていたんですね。

 

すでに事前にいくらか調べてはいたのでしょうが、それでも大学の教授が『クニマス百科』という本に書かれているのと同じような特徴を発見するたびに 「こわっ」と学者らしくなく連呼していたのが妙にリアリティがあって面白かったです。

 

釣りキチ三平 平成版 クニマス発見!三平

Aphrodite アフロディーテ 銀色 国鱒 クニマス くにます 魚 淡水魚 日本製

ふたつの川 伝・炭焼き常次郎

 

アンドロイドの番組も面白かった。

 

形のリアルさだけを追求すると返って人間との微妙な違いが浮き彫りになって、不気味さが目立ってしまう。

 

「アヤシイ」「キモイ」と言われる人は、人間よりもアンドロイドに近いということなのか。

 

悲しいことです。

 

奇妙さを抑えるために、形だけでなく絶え間なく動いたり、表情を変えたりする必要があるらしい。

 

何かの本で、精神科にかかっている人のうち、顔の上半分の表情が動かない人は精神病ではなく脳の器質的な病気である疑いがあるというのを読んだことがあります。

 

別の分野ですが、いくつかの点で共通した答えに行き着いているのかもしれません。

 

あと、面白かったのは、アンドロイドを通じて遠隔で指示を与えたり会話をしていると、アンドロイドを操作している人が自分をアンドロイドと同一化したような感覚になるということです。

 

アンドロイドと接している人たちはだんだんとアンドロイドをその向こうで操作している人に対するのと変わらないように扱い、接するようになるのは特に不思議ではないのですが、 そういったアンドロイドを通じて自分と接している人たちの反応を、カメラやスピーカーを通して見たり聞いたりしていると、アンドロイドを操作している方もアンドロイドを自分と同一視してしまうというのは興味深いと思いました。

 

これはセルフイメージというのを考えるのにも重要な意味を持つんじゃないでしょうか?

 

自分に対して肯定的なイメージを持つか否定的なイメージを持つかということは、自分に対して周囲がどのように接してくるか、自分をどのように見ているかということと大いに関係があるということでしょう。

 

日本ではそれすら自己責任論的に、自分の思い方次第だといい、セルフイメージが悪い人を否定的にとらえたり、それが周りからひどい扱いを受ける理由であると言って自分たちを正当化したりします。

 

しかし、距離的に数十キロも離れた自分の肉体ではないアンドロイドを同一視してしまうほど、周囲の反応というものは自己イメージに多大な影響をもたらすということです。

 

周囲の反応が否定的であれば、離れようもないこの肉体が自分とは別のもののように思えてしまうとしても不思議ではありません。

 

そんなことを思ったのですが、出てきたアンドロイドのうちの2体が何故か真っ白な体、真っ白な顔に目だけがキョロキョロという怖いものだったのがなんとも印象的でした。

 

いちいち容姿をリアルにするのは金額的にもきついのでしょうが、なんでみんな犬神家の一族のスケキヨみたいなのにしちゃうのでしょうかね?

 

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