あれこれ備忘録@はてなブログ

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記憶力をUPする方法、記憶の宮殿(マインド・パレス)、虚空像求聞持法

gigazine.net

誰でも訓練をすると記憶力がUPするというか、記憶をしやすく、また引き出しやすくすることができるという研究が紹介されている。

ここで紹介されている「記憶の宮殿」というのは、海外ドラマ『SHERLOCK』の中でマインドパレスと呼ばれているものと同じである。

arekorebibouroku.hateblo.jp

別の記事を見ていたら、関連記事にこの話題があった。

lifehacking.jp

なんと映画『羊たちの沈黙』、『ハンニバル』のハンニバル・レクター博士もこの方法で物事を記憶し、さらにはその宮殿で遊んだり、憩うことができるというのである。

Amazonで調べてみたら、レクター博士のこの宮殿について書かれた本があった。

私は映画しか見ていないので細かい人物像や人物相関を知らないのでちょっとこれを読んでも楽しめないと思う。

上の記事で著者が読んだという『マッテーオ・リッチの記憶の宮殿』と同じ内容だと思われる本も見つけた。

ハンニバル』の作者のトマス・ハリスが参考にしたのもこの本なのだそうだ。

この「マインド・パレス」または「記憶の宮殿」と呼ばれる記憶術は、かなりポピュラーなものでTEDでも紹介されている。

www.ted.com

科学ライターだった講演者のジョシュア・ショアが取材した人に教えてもらったのもこの記憶の宮殿である。

Lifehacking.jpの記事とこのTED動画でやり方はある程度わかる。

講演者ジョシュア・ショアの本もある。

本のタイトルにもある通り、彼はこの方法を学んで、1年後には世界各地で行われている記憶力大会のアメリカ大会で1位になるという快挙を成し遂げている。

実はこの方法は、随分前から知っていて何度か試してみたことがあるのだが、うまくいかなかった。

もっとも、ちょっと変形したものだったが。

自分の部屋や場所の代わりに自分の身体を使う方法である。

覚えたいものが複数あるときに、それを身体の各部位に関連付けるのである。

  • カエル
  • ハサミ
  • 飛行機

を覚えておきたい時に、頭の上にカエル、肩の上にハサミ、足の下(別に上でも良い)に飛行機を置いているイメージを作るのである。

イメージしながら、頭や肩、足を軽く叩くなどする。

思い出すときには、同じように頭、肩、足を軽く叩くのである。

そうするとその時のイメージが想起されて記憶が引き出せるというわけだ。

これがなかなかうまくいかなかった。

記憶の宮殿法では、記憶したいことそのものをイメージした場所に置くだけでなく、鍵となるイメージにかなり強烈で違和感を感じるものを配置し、そこからの連想で記憶を引き出していくのでもしかするとそちらなら覚えやすいのかも知れない。

しかし、私はここのところ、数分前の記憶も曖昧になってきていて、読んだ記事も内容をすぐに忘れてしまうほど記憶力が衰えている。

ドラマに至っては見ているうちに前の内容を忘れてしまい、話がわからなくなるくらいだ。

これでは記憶の宮殿にものを置く場合に、場所や鍵となるイメージを想像しているうちに記憶しようとしている物事そのものを忘れてしまう。

短期記憶をどうにか戻さないといけないと思っている。

そのこととは直接関係ないが、一番最初のGigazineの記事のブコメにこんなものがあった。

誰でも「超記憶」を練習次第で獲得できるようになるという研究結果 - GIGAZINE

虚空蔵求聞持法

2017/03/14 14:23
b.hatena.ne.jp

何かと思って調べてみた。

「虚空蔵求聞持法」、こくうぞうぐもんじほう、と読むらしい。

虚空蔵菩薩 - Wikipedia

Wikipediaによると虚空蔵菩薩は"広大な宇宙のような無限の智恵と慈悲を持った菩薩"のことで、この菩薩の名前を関した修行であり、記憶力をアップする秘密の技法が「虚空蔵求聞持法」ということらしい。

「オン バザラ アラタンノウ オンタラク ソワカ」や「ノウボウ アキャシャキャラバヤ オンアリキャ マリボリソワカ」という真言(マントラ)を百日間かけて百万遍唱えるのだそうだ。

マインドフルネス瞑想とは異なる、マントラを唱える瞑想法だと言っても良いだろう。

chounouryoku.net

あの空海はこれを行って、驚異的な記憶力を手に入れたそうである。

この記事にあるように百日間で百万遍唱える以外にも作法があるらしいが。

これを続けるのはなかなか大変そうだ。

「ノウボウ アキャシャキャラバヤ オンアリキャ マリボリソワカ」を10回唱えるのに30秒弱かかる。

1000000回唱えるのには3000000秒かかる。

これは計算が間違えていなければ、833時間ほどになる。

1日に8.3時間ほどやれば100日で百万遍唱えるということを達成できることになる。

暇があればできないことはないと言えるかも知れない。

しかし、この真言を覚えるのが大変だった。

意味のわからない言葉の羅列だから短いけれども覚えるのは難しい。

リズムもわからなかった。

なかなか覚えられず手こずっていたが、この動画を見つけた。

www.youtube.com

これを聞きながら、真言の文字を見てシャドーイングしていたらやっと唱えられるようになった。

この動画のタイトルは「虚空蔵菩薩真言2【聞いているだけで運気が上昇するBGM】 成績向上、記憶力アップ、技芸向上、商売繁盛する真言 」。

聞いているだけで運気が上昇し記憶力アップするらしい。

何とか聞くだけで記憶力が良くならないものだろうかと楽をすることを考えてしまった。

こちらの動画の方だともっとゆっくり唱えている。

www.youtube.com

これなら唱えるのも楽だ。

ただし、一日に唱える時間はその分長くなる。

本もある。

記憶力をアップする方法の基本はまず記憶する作業を実践することだから、まずは色々覚える訓練をしつつ、時間があったらこのマントラを唱えてみようと思う。


関連記事

arekorebibouroku.hateblo.jp

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断食19日目で固形物を食べた

昨日、固形物を少し食べた。

絶食3週間弱で体重は5kgほど落ちたところで安定しほとんど減らなくなった。

お通じは一週間おきに出る状態だった。

固形物を食べて、先ほどトイレにいったので、この3週間弱で3回という感じだ。

断食中、固形物を食べないだけで飲み物は色々飲んでいたものの、やはり何か足りないのか、頭が少し痛い感じや落ち着かない状態があった。

昨日、固形物を食べたら少し落ち着いたようだ。

糖分は飲み物から摂っていたから糖分のせいではないような気がする。

栄養の中身は同じでも、やはり固形物として身体に入れるか、液体として入れるかで違いがあるのかも知れない。

普通に食事をする生活をすると体重がまた戻ってしまうだろうから、今日からまた液体だけ摂取する生活に戻そうと思う。

固形物を摂って戻ってしまった食欲をコントロールするのがまた難しいところなのだが。

愛子さまの激ヤセの記事でこんな指摘があった。

愛子さま“緊迫の食卓” 雅子さまから厳しい叱責「青いものだけでも食べなさい!」 | 週刊女性PRIME [シュージョプライム] | YOUのココロ刺激する

愛子さまの“激ヤセ”について、初等科時代のいじめ問題が影響しているかもしれないと前出の立川さんは指摘する。

「いじめというのは理不尽で、自分ではコントロールできないものです。対して“やせるという行為”は、思春期の子どもにとって唯一、自分でコントロールできる行為であることも、やせ方を加速させてしまった原因なのかもしれません」(立川医師)

自分の外で起こることはコントロールできないというのは良く分かる。

年齢は関係がない。

自分自身でも感情などコントロールできないことがたくさんある。

体調も基本的にはコントロールできないが、食事量や食事の仕方をコントロールすることでアプローチすることができる。

目的が自分の体調であるとはっきりしているなら良いが、自分の外部のコントロールできないことの代償としてダイエットや断食をしているのは、本当は問題なのだろう。

体調や体重に焦点があるにしても、ボディーイメージが歪んでいると、もう少しもう少しと際限なくダイエット・断食を続けてしまうのでやはり問題だ。

私はうまく吐けないので食べ吐きの癖はないが、絶食して体重を落としたり、食欲がコントロールできなくてリバウンドしたりというのを繰り返しているので、摂食障害みたいなものである。

自分にも摂食障害のような傾向があることを自覚しつつ、やめ時を考えながら断食を実践しなくてはいけないと胆に命じることにする。

私の場合、体重以外の、頭や身体の不調の改善を目的にしているところもあるから、よりやめ時が難しい。

本当はソイレントのような完全栄養食の飲み物だけを摂取するというシンプルでスマートな生き方に憧れているのだが。

しかし、同じ栄養でも固形物で摂るのと液体で摂るのとでは身体の反応は違うことは自らの身体で実感している。

人間の体は機械のようにはならないのである。

悩ましい。

断食7日目達成。リキッダリアン生活。

何度も途中で断念していたが、何とか7日間の断食に成功した。

前からそうだが、固形物は食べていないものの液体は自由に飲んでいる。

牛乳やコーヒー、麺つゆをお湯で割ったもの、具のない味噌汁、飲むヨーグルトなどだ。

本格的な断食は、7日間は何も食べない・何も飲まないというものや、飲めるものは水だけというものもあるのでそれと比べると全然大したことはない。

そのくらいの断食をやってみたいとは思うのだが、頭の痛みも出るし、病気の症状が悪化するので難しい。

また、牛乳などは健康に悪く、通常の食生活をするにしても避けるべきだという意見もあるが、あまりこだわらずに行っている。

断食の主たる目的はダイエットなのだが、体重はあまり減っていない。

もっとも水1リットルで1kgなので、さらに内容のある液体はもっと重い。

それを飲んでいるのだから、体重はその分増える。

身体の脂肪が落ちていても、飲んでいる分の重量で体重としてはあまり減らないのだ。

もともと代謝も悪いので実際あまり痩せていないということもあるだろう。

今日、一週間ぶりに大きい方のお通じがあった。

お腹の中が空になるのにはまだ大分かかりそうだ。

飲み物を飲んでいるので完全に空にはならないし。

便秘もかなりひどいのでなかなか痩せないし、太りやすいという面もある。

痩せるという効果はあまり得られていないが、ちょっとだけ頭の調子が良くて起き上がっていられるし、全身が脱力しているのか、肩こりや身体の張りがなくなっている。

ちょっと力が入らない感じはあるものの起き上がれないような脱力感はない。

少し気になるのは変に落ち着いている感じで、ブログを書くなどのやる気が起きないことだ。

いつもは具合が悪くて書く気力がないのだが、今はそれとはちょっと違う感じだ。

ただ、根本的に記憶が続かないし、集中力もなくなっているので、具合の悪さがなくなってもやる気が起きるものではない、ということなのかも知れない。

断食は、引き算することで身体に働きかける行為だが、サプリメントなど何かを加えるアプローチはやはり必要なのだろう。

ともあれ、今回の断食はさほどつらくないのでこのまま液体物だけを摂取するリキッダリアンの生活を続けようと思う。

以前は頭が痛くなることがあって、続けるのはなかなか難しかった。

今回は1ヶ月くらい続けられそうだ。

長く続けることを考えてビタミン・ミネラルのサプリメントの購入を考えている。

とりあえずまた一週間頑張りたいと思う。

他人に勧めるつもりはない。

しかし、通常の食生活をしていて病気になったり、身体の不調を抱えることになった人は、通常とは異なる食事方法を考える必要はあると思う。

それを理解せずに、「ちゃんと食べれば治る」といって断食をやめさせたり必要以上にものを食べさせようとする人たちには考えを改めてもらいたいとも思う。